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2014/05/19更新

センスは知識からはじまる

  • 水野 学
  • 発刊:2014年4月
  • 総ページ数:192P

126分

4P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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センスを磨くにはどうすればいいのか

「くまモン」の生みの親であるデザイナーが、センスを磨くための方法を紹介している1冊。そもそもセンスとは何かを定義し、センスとは生れつきのものではないと説く。


■センスとは何か
「センスのよさ」とは、数値化できない事象のよし悪しを判断し、最適化する能力である。おしゃれも、かっこよさも、かわいらしさも数値化できない。

センスがいい商品をつくるには、「普通」という感覚がことのほか大切である。それどころか、普通こそ「センスのいい/悪い」を測る事ができる唯一の道具なのである。
普通とは「いいもの」がわかるということ。普通とは「悪いもの」もわかるということ。その両方を知った上で、「一番真ん中」がわかるということ。「普通」を知っていれば、ありとあらゆるものが作れる。普通という「定規」であらゆる事象を測っていく事によって、様々なものを作り出す事ができる。

数値化できない事象には、ありとあらゆるものがある。それを最適化するとなれば、多角的・多面的に物事を測った上で「普通」を見つけ出し、設定する能力が必要である。数値化できない事象を測る方法をたくさん知っていればいるほど、センスが良くなる。

超短要約

センスとは知識の集積である。知識があればあるだけ、その可能性を広げる事ができる。

センスを磨く方法は、知識を集積する事と客観的になること。不勉強と思い込みはセンスアップの敵である。

著者 水野 学

1972年生まれ。グッドデザインカンパニー 代表 大学卒業後、株式会社パブロプロダクションに入社。その後、株式会社ドラフトを経て、1999年グッドデザインカンパニー設立。ブランドづくりの根本からロゴ、パッケージ、店舗デザインまで、トータルにディレクションを行う。 主な仕事に、NTTドコモ「iD」、「農林水産省」CI、国立新美術館「ゴッホ展」、「多摩美術大学」、「東京ミッドタウン」、「ルミネ」、「adidas」、ユニクロ「UT」、首都高事故削減プロジェクト「TOKYO SMART DRIVER」、森美術館「ル・コルビュジエ展」ほか。

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帯
タレント 阿川 佐和子
THE21 2017年 12 月号 THE21 2017年 12 月号
作家 小暮 太一

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
Prologue センスは生まれついてのものではない p.1 4分
Part1 センスとは何かを定義する p.15 11分
Part2 「センスのよさ」が、スキルとして求められている時代 p.35 20分
Part3 「センス」とは 「知識」からはじまる p.73 13分
Part4 「センス」で、仕事を最適化する p.97 23分
Part5 「センス」を磨き、仕事力を向上させる p.141 19分
Epilogue 「センス」はすでに、あなたの中にある p.178 3分

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