毎日幸せに生きるにはどうすればいいのか。
書道家の武田双雲氏が、幸運を引き寄せるためのメソッドを紹介しています。
■幸せになる3つの簡単な基本
①幸せを与えること
②幸せであることに「気づくこと」
③幸せな言葉を発し、幸せな態度をとること
この3つをやって不幸になれるわけがない。そもそも「幸せ」というものは曖昧で人によって基準が様々である。お金持ちと言われる人でも、お金を失う事に怯え、お金に群がる有象無象に辟易している人もたくさんいる。出世しても、いつも仕事に追われ、家庭を顧みず、家族関係が破綻している人もいる。その多くが、「幸せ」の基準が「他人との比較」の上に成立している事が原因である。「あの人より稼いでいる」「あの人より高い地位にいる」という不安定な物差しで測る「幸せ」は、人生における一側面に過ぎない。
■最も簡単に人生を変える方法
背筋を伸ばし、よく手をふって堂々と歩きながら、人は悩んだり暗くなったりする事はできない。逆に下を向きながら暗い表情でため息を続けながら、明るく前向きな気持ちにはなれない。
つまり「態度」と「気持ち」は強く密接にリンクしている。「態度を変える」事が最も簡単に人生を変える方法である。
■魔法の言葉
生きていると様々な壁が立ちはだかる。そこで、弱音を吐いたり、ネガティブになりやすくなる。そんな時には「魔法の言葉」を唱える。
「ダカラコソデキルコト」と、自分が不利な状況に出くわした時に唱える。
リストラされた → 「ダカラコソデキルコト」
不景気 → 「ダカラコソデキルコト」
お金がない → 「ダカラコソデキルコト」
太ってる → 「ダカラコソデキルコト」
色んな言葉の後に「ダカラコソデキルコト」をふりかけたら、不思議といいアイデアが出てきたり、前向きになれたり、前に進めたり、人が協力してくれたり、色んな事が良い方向へ向かい出す。
著者 武田 双雲
1975年生まれ。書道家 3歳より書道家である母・武田双葉に師事し、書の道を歩む。大学卒業後、NTT入社。約3年間の勤務を経て書道家として独立。 音楽家、彫刻家などさまざまなアーティストとのコラボレーション、斬新な個展など、独自の創作活動で注目を集める。 2013年には、文化庁より文化交流使の指名を受け、日本大使館主催の文化事業などに参加し、海外に向けて、日本文化の発信を続けている。
週刊 ダイヤモンド 2014年 2/1号 [雑誌] 紀伊國屋書店和書販売促進部係長 水上 紗央里 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はじめに | p.8 | 3分 | |
第1章 感謝 | p.17 | 13分 | |
第2章 とらえ方 | p.39 | 20分 | |
第3章 人間関係 | p.73 | 29分 | |
第4章 不安 | p.123 | 18分 | |
第5章 苛々 | p.155 | 12分 | |
第6章 行動 | p.175 | 14分 | |
第7章 ヴィジョン | p.199 | 21分 | |
第8章 言葉 | p.235 | 13分 | |
第9章 気づく | p.257 | 10分 | |
第10章 上機嫌 | p.275 | 14分 | |
第11章 与える | p.299 | 9分 | |
おわりに | p.315 | 2分 |