今読むべき優良ビジネス書が
すぐ見つかり、読んだ本を
しっかり自分の知識にするサイト

本を検索する

カテゴリーから探す

人気のタグ

お知らせ


Android無料アプリ配信中
2014/01/29更新

部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない

140分

2P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

対象読者:

アマゾン詳細ページへ

部下を持つ上司に役立つ「任せる」技術

ライフネット生命会長が、人を動かすマネジメントの原理原則をわかりやすく解説した1冊。上司はいかにして部下を動かし、育てるべきかが書かれています。


■細かく指導できるのは2〜3人まで
人間の能力はそれほど高くない。どれほど優秀な上司でも「1つ1つ細かく確認しよう」「積極的に手伝おう」とすると、目をかけられる部下の人数は「2〜3人」が限界である。上司がこの事をわかっていないと、チームは機能しない。

2〜3人以上の「目が届かない部下」に対しては、彼らから上がってくる報告をベースに仕事の判断をする事になる。だが「部下から上がってくる報告」にばかり頼っていると、正しい判断ができない。部下は「上司が気に入るような報告(ゴマすりやお世辞)」しかしなくなるからである。

多くの部下を持つなら、部下に権限を与えて、仕事を任せるしかない。自分1人の力だけでは、「社員100人分の成果」を上げる事はできない。100人分の成果を上げるには、100人の社員に仕事を任せるしかない。

超短要約

■人を使うことがマネジメントの本質である
人は神様になれない以上、多少の優劣や凹凸はあっても、大差はない。何事かを成し遂げようと思っても、一人では何もできない。ビジネスを成長させるためには、他人の力を借りなければならない。だからこそ、任せる。だからこそ、補い合えるチームづくりが必要である。

「どんな部下も信頼して、仕事を任せる」ことこそ、リーダーの要諦である。「マネジメント」とは、突き詰めると「人を使うこと」である。今、どの方向に風が吹いているか、社会がどの方向に変化しているかを見極め、変化に適した人材に「任せる」事が、マネジメントの本質である。

■上司が部下を動かす3つの方法
上司が部下を動かす方法は、次の3つに集約される。

①上司を好きにさせる
②圧倒的な能力の違いを見せる
③必死に働いている姿を見せる

著者 出口 治明

1948年生まれ。ライフネット生命 代表取締役社長 大学卒業後、1972年に日本生命保険相互会社に入社。企画部や財務企画部にて経営企画を担当。生命保険協会の初代財務企画専門委員長として、金融制度改革・保険業法の改正に東奔西走する。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て、同社を退職。 2006年にネットライフ企画株式会社設立、代表取締役就任。2008年の生命保険業免許取得に伴い、ライフネット生命保険株式会社に社名を変更、同社代表取締役社長就任。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
ライフネット生命社長 岩瀬 大輔

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.3 2分
1章 上司になったら「任せるしくみ」をつくりなさい p.17 25分
2章 デキるリーダーは常に「いい任せ方」をしている p.63 21分
3章 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない p.101 30分
4章 この上司力で「チームの実力」を一気に上げる p.157 12分
5章 「時間を殖やす」「成果を殖やす」人材マネジメント p.179 11分
おわりに p.200 2分

この本に影響を与えている書籍(参考文献、引用等から)

1940年体制(増補版) ―さらば戦時経済 1940年体制(増補版) ―さらば戦時経済
[Amazonへ]
ウーマン・エコノミー―世界の消費は女性が支配する ウーマン・エコノミー―世界の消費は女性が支配する
[Amazonへ]

ユーザーのしおりメモ (0)