仕事は働いた時間よりも結果である。仕事を削減し、効率化するための基本的な考え方が紹介されています。
■必要なのは「減らす」こと
1日8時間労働の人は、12時間労働の人よりも生産的に成り得ないのだろうか? 本当に重要なのは「結果」だ。ただ仕事をこなす事でも、働いた時間の長さでもない。
仕事の量は、多いより少ない方がいい。その方が集中し、よりよい仕事ができる。あまりに長時間働くと生産性が下がってしまうため、逆効果だ。週60時間働くと、平均で25%生産性が低下する事が、複数の調査で明らかになっている。疲労が判断力やパフォーマンスを鈍らせるため、働く時間が長くなるほど生産性が落ちるのだ。
働きすぎから脱するための合い言葉は「減らして、減らして、とことん減らす」だ。生産的に仕事をするための作業手順の方式「PWF」は以下の6つのステップからなる。
①やるべきことを決める
②スケジュールを立てる
③集中する
④新しい情報を処理する
⑤ワークフローを円滑にする
⑥自分の能力をコントロールする
生産的に仕事をするための作業手順の方式「PWF」は以下の6つのステップからなる。
①やるべきことを決める
②スケジュールを立てる
③集中する
④新しい情報を処理する
⑤ワークフローを円滑にする
⑥自分の能力をコントロールする
仕事量を少なくし成果を大きくするためには、本当に重要なものと無用なものを区別すればいいだけだ。
著者 ローラ・スタック
プロダクティビティ・プロ 代表 職場で成果を上げ、非効率性を減らし、時間を節約することによって利益を向上させることをテーマに、講演やセミナーを行っている。2011~2012年には全米講演家協会(NSA)会長を務め、最も優れた講演家に贈られるCPSの称号を持つ。 マイクロソフト、3M、ゼロックス、オフィス・デポの広報業務を担い、デイタイマーのスケジュール帳の企画も行っている。
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
マインドマップ的読書感想文 smooth |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はじめに | p.1 | 3分 | |
INTRODUCTION 必要なのは「減らす」こと | p.13 | 7分 | |
CHAPTER 01 やるべきことを決める | p.25 | 26分 | |
CHAPTER 02 スケジュールを立てる | p.67 | 22分 | |
CHAPTER 03 集中する | p.103 | 24分 | |
CHAPTER 04 新しい情報を処理する | p.143 | 24分 | |
CHAPTER 05 ワークフローを円滑にする | p.183 | 21分 | |
CHAPTER 06 自分の能力をコントロールする | p.217 | 20分 | |
おわりに | p.249 | 5分 |
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