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2013/11/06更新

ビジネスマンは35歳で一度死ぬ

  • 鉢嶺 登
  • 発刊:2013年10月
  • 総ページ数:207P

110分

2P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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35歳までに身につけるべき7つの力

「一人一人が社長」になるためには、以下の7つの力を身につける必要がある。

①ゴールをつくる力
目標=ゴール設定は重要である。オプトに中途採用で入ってくる人を見ても、明確な目標を持っている人は強い。自分なりのゴールを見据えている人は、壁にぶつかった時に、必ず乗り越えようとする。まずは目先の「小さなゴール」を目標とするだけでも、目標のない人とは、大きな差が出る。ゴール設定のコツは「自分が心からなりたいと思う姿」「ワクワクするゴール」を目指す事である。

②リーダーの力
リーダーにとって必要な資質は「自己投資を惜しまない」という姿勢である。人を動かすという事は、これまでの自分の経験ではカバーできない、様々な問題を抱えるという事である。そのために本を読んだり、人に話を聞くという勉強を繰り返す事ができる人は、強いリーダーになれる。

③伝える力
自分の頭で考えて、考えた事を自分の言葉で伝える。これはクセである。どんな事でも「自分の頭で考える」というフィルターを通す事が「自分の言葉」となる。自分の言葉でないと「熱意」がこもらないため、相手を動かす事はできない。

④読書の力
読書は最も費用対効果の高い自己投資と言っていい。そして、本から得た知識を自分の仕事や日常に活かす事によって、成果に結び付ける。本質のエッセンスを読書で学び、実践で自分のスタイルに合わせてカスタマイズする。座学と実践を繰り返す事が重要である。

⑤失敗の力
失敗を重ねる事は、人にいくつもの「引き出し」を持たせる事になる。「こういう事をすれば、こんな事になる」という、強烈な経験則となり、その経験則こそがビジネスにおける大きな武器となる。失敗の経験は、ノウハウのカスタマイズなどの際に必要な「自分の弱み」を見つける事にも役立つ。

⑥貢献の力
「先義後利」という四字熟語がある。「まずは義(社会に喜ばれること)を行う事が大切。利益(自分にとって得になること)は、それによって自然とついてくる」という意味である。この言葉は、オプトの基本理念の筆頭として、常々社員に伝えている。

⑦肉食の力
現状に満足せずに「さらに上を」という向上心とともにガツガツ仕事に取り組む人、それが肉食の力を持った人である。肉食の力を持つ人は、いつも現状に満足せず、常に「こんなんじゃダメだ」と不安を抱えている。自分で自分に満足してしまっては、そこから先へ進むのは難しい。「満足しない」ためには「自分なんてまだまだだ」と思い知らされる機会を持てばいい。常に「自分よりレベルの高い人」に刺激を受けていればいい。