「時間管理」の常識を破る仕事術
①電話はとらない
「今、電車なんで後で掛け直します」みたいな人がいる。意味のない一言を言うためなら、掛かってきた電話は無視して、自分の都合のつく時に電話をすればいい。また、電話は集中状態を妨げるため、あらかじめ電話をする時間を決めておき、その時間にまとめて折り返しで電話すればいい。
②メールは即レスしない
電話と同様に、メールも集中している時間を削ってしまう。「メールを読む時間」をあらかじめブロックしておき、まとめて処理すれば、2度読む事もしなくて済む。
③すぐやらない
「仕事が飛び込んできたら、すぐやる」というのは、余計な作業や、間違った基準による意思決定を無意識にやっている可能性がある。すぐにはやらずに全て書き出し、成果につながると判断した仕事をする。
④効率を考えて仕事をしない
仕事が効率的に進んで「早く帰れるようになった」「業績があがった」という話はほとんど聞いた事がない。なぜなら効率とは「早くやる」以上の意味はないから。いくら早くできても、業績とは因果関係がない。効率的に働く事に注力するよりも、「この業務は本当に売上につながるのか?」と考えながら仕事をする方が成果につながる。
⑤優先順位は決めない
優先順位とは「先に何をやるべきなのか?」を決める事であるため、どうでもいい内容であっても緊急になってしまった事が優先されてしまう。重要な仕事を優先するには、1週間ごとに重要な仕事をアポイントとして入れておくこと。
⑥ルーティンワークの時間を増やす
ルーティンとは無意識に淡々とこなす仕事のこと。もし成果に直結するような仕事をルーティン化する事ができれば、淡々と成果をあげられる。次の3つのステップを踏めば、どんな仕事もルーティン化できる。
1.成果に直結する業務は何なのかをリストアップする
2.その業務のプロセスをタスクに細分化して書き出す
3.最低1日1タスク以上を、スケジュール帳にやるべき事として記入する
⑦走りながら考えない
走りながら「考える」事は不可能である。実際に毎日忙しく働いている時に、新しいアイデアを思いつく、なんて事はない。確かに行動は重要である。しかし、間違えた方向で行動してしまったら、その時間は無駄になる。行動の前に、何をやるのか、それは目的に叶っているのか考える事が重要である。
⑧夢を紙に書かない
書かないと忘れる程度の夢は、そもそも本当に達成したいものではない。いくら明確な目標を立てても、途中で挫折してしまう。そもそも多くの人は、心から叶えたいという夢や目標を持っていない。夢は書くから叶うのではなく、書かずにいられないほどの夢を持っているから叶うのである。