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2013/09/22更新

コンビニの店長だった私が上場企業の社長になった今も大切にしている商売の心得

116分

2P

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流通・小売業ビジネスで大切なこと

銀行員からコンビニ店長となり、起業して上場企業の社長になった著者の物語。セブン・イレブンで学んだことや、起業して学んだことなど、流通・小売ビジネスで大切なことが書かれています。


■銀行員からコンビニ店長へ
大学を卒業し、三和銀行に入って配属されたのは茨城県の土浦支店。そこに人生を左右する2つの出会いがあった。1つ目は、土浦支店の先輩に、タリーズコーヒージャパンの創業者となる松田公太さんがいたこと。2つ目は、流通小売業ビジネス。90年代初め頃の茨城県には、スーパーのカスミグループ、ファミレスのココス、カジュアル衣料のライトオンなど、有力な流通系企業の本店があり、流通ビジネスの勢いと可能性を肌で感じた。

銀行に入行する時点で、在籍するのは長くても5年と決めていた。その間に、将来自分の手でやってみたいと思える業界や業態を見つけよう、そんな事を考えていた。当初から設定していた銀行員生活のリミットに合わせて、中小企業診断士の資格勉強をしていたが、その学校の先生がセブン・イレブン出身の有名なコンサルタントだった。

4年間という銀行員生活のタイムリミットを迎え、セブン・イレブンの採用試験を受けて入社。わずか30坪のコンビニ店舗での店長経験が起業につながるまでの、様々な商売の心得を教えてくれた。

超短要約

起業やビジネスの成功というと、どうしても他がやっていないような派手なこと、目立つ事に注目しがちだが、本当は人目を引かないような地味な事の中にも、継続すれば大きな差がつけられる事がたくさんある。

どんな仕事でも基本が大切なのは同じこと。とりわけ小売業では、その基本は難しい事ではない。難しいのは、その基本を確実に実行する事だということ。地味な継続力こそが、売上、利益の源泉になる。

著者 福井 康夫

1968年生まれ。大学卒業後、旧三和銀行入行。融資営業の担当業務を通じ流通業に興味を持つようになり、1995年セブン-イレブン・ジャパンに転職。 店長として売り上げを拡大しながらも、最も残業の少ない店長と言われる。その後スーパーバイザー(OFC)を経験した後、情報システム本部にて店舗システム推進、新規事業の立ち上げを経験。 約8年にわたる流通現場の経験を生かし、2004年メディアフラッグ設立。事業コンセプトは「“IT"と“人"をキーワードに、流通業界に新しい価値を創造する」。 流通小売業向けアウトソーシング事業を展開し、2012年に東証マザーズに上場を果たす。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
俺の株式会社 代表取締役 坂本 孝

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.3 2分
第1章 仕事の原点 p.13 6分
第2章 わずか30坪のお店が教えてくれた商売の心得 p.25 13分
第3章 働く仲間から学んだ店長の心得 p.51 16分
第4章 セブン-イレブン鈴木会長の教え p.83 17分
第5章 経営者になって身にしみた経営の厳しさ p.119 15分
第6章 今も大切にしている経営の心得 p.149 18分
おわりに p.188 2分

この本に影響を与えている書籍(参考文献、引用等から)

すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫) すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫)
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