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2013/08/31更新

2回以上、起業して成功している人たちのセオリー (アスキー新書)

143分

2P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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連続起業家たちが実践している8つのセオリー

①市場調査を信じない
現代の企業活動において、市場調査はもはや大前提とされている。しかし、連続起業家たちに共通していたのは、市場調査を信じていないということ。彼らが大切にしていたのが「いま、ここ」。統計化された客観的なデータではなく、インタビューなどを通じ、直接的にデータを集めて、「いま、ここ」で起こっている事を把握しようとしている。彼らは「顔の見える情報」を自らの中に蓄えていく。

②事業計画にこだわらない
連続起業家たちは計画はあくまでも計画であると考え、それを遂行する事に固執していない。最大の理由の1つは、事業計画の遂行に固執すると、不足の事態に柔軟に対応する事が難しくなるからである。

③キャリアを積み重ねない
連続起業家たちはキャリアの積み上げには、あまり意義を見出していない。むしろ一定のキャリアを獲得すると、それを自ら捨て去るような行動に出る事すらある。留学、アジア放浪、休職など境遇や行動の内容は人それぞれだが、ほぼ全員が何らかの形でそれまでのキャリアをリセットするような期間を経ている。

④度胸で勝負しない
連続起業家のほぼ全員が、非常に細密に現状を分析する事に長けており、常にリスクを細かく、具体的に洗い出している。その上で、どこまでならリスクを取れるのか、どうすればリスクに対応できるのかと考え、それを具体的な課題に落とし込む。ほぼ全員が「いくら儲かるのか」ではなく、「いくらまでなら、損しても構わないか」を前提に発想している。

⑤運がいいと信じている
連続起業家は「自分は運がいい」と信じている。彼らは不測の事態ですらチャンスに変えてしまうという発想を持っている。これは俗にいうポジティブシンキングとは異なる。なんらかの災難に遭ってケガをした時、「ケガはしたけど命は助かった、よかった」と考えるのが一般的なポジティブシンキング。しかし、連続起業家たちは、往々にして「ケガをした。これはチャンスだ」と発想する。

⑥「なにを」より「だれと」
連続起業家たちは、起業して「なにをするか」に、あまりこだわりを持っていない。彼らは「何をするか」よりも、「誰とするか」を重視している。それは、自分たちの「持ち味」を生かせるということだろう。

⑦「弱み」に徹する
通常は、自分の弱みに気付くと努力して克服しようとしがちだが、連続起業家たちはいい意味でそれを諦めている。無理に自分を変えるのではなく、得意な人に「お願い」する事で、問題に対処する傾向がある。

⑧「競合」より「協業」
連続起業家たちは、同じマーケットにいる企業を敵対するものとして捉えない傾向がある。彼らは「競い合う」より、「コラボレーション」を望む傾向が強い。