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2013/11/10更新

なぜあの人は「時間」を味方につけることができたのか (一般書)

161分

3P

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  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
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成功者たちに共通する特徴

ビル・ゲイツ、本田宗一郎、小林一三、安藤忠雄。多くの成功者たちが、いかに苦労した道のりを歩んできたかを紹介しながら、他の人と異なることをする大切さを説く。


■成功する人は「時間」と「場所」を選んでいる
「なぜ、その分野を選んだのですか」という問いに対し、ほとんどの成功者は同じ答えを返してくる。「皆があちら側にいくから、私は皆とは違うこちら側を選んだだけなんです」

人と同じ事はしない。常に人と違う事をしようと考えてきた。そして大勢の人が集まるところから離れて努力した結果、成功したというのである。もっと言えば、大勢の人がいない「場所」と「時間」を選んだからこそ、成功できたと言える。

大事なのは競争相手の少ない分野を選ぶこと。そして、いつ、何を選ぶのかによって人生は大きく変わっていく。人生の時間は限られているからこそ、目の付けどころが大切なのだ。

超短要約

時間の大切さは仕事をしなければわからない。それも自分をギリギリまで追い込んで、一生懸命仕事をしてやっとわかってくるものだ。自分の目標を実現しようと、苦しんで仕事をしてこそ、時間は有限であり、足りないという事がじわじわと体感できるようになる。

仕事のプロセスは、ほとんどが厳しい時間である。もがいても、先行きが見えない。自分は本当に正しい道を選んでいるのか、疑心暗鬼になりがちだ。

それでも、やるべき仕事は、目の前にある仕事なのだ。目の前の仕事に集中していると、ある日突然、何らかの打開策が見えてくる。考えて苦しんで仕事をしている時にこそ、光明が訪れるのだ。

人生は考え方次第で、開かれていくものだ。もし最初の目標が実現しなくても、悲観的になる事はない。目標は1つでなくていい。大切なのは前に進んでいくという楽観的な考え方だ。

著者 國貞文隆

1971年生まれ。ジャーナリスト 東洋経済新報社での記者、雑誌「GQ JAPAN」の編集者等を経て、2009年に独立。経営者の私家版随想録や社史を読み込んで、明治、大正、昭和の実業家に詳しく、また現代のベンチャー経営者の内実にも精通している。

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帯
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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
まえがき p.1 4分
第1章 「時間」に哲学をもち、積極的に投資する p.15 20分
第2章 早熟型を目指すか、それとも大器晩成型か p.55 36分
第3章 成功するまでに必要な長い年月 p.127 17分
第4章 他人と同じことをしない技術 p.161 25分
第5章 成功するために、いかに毎日を過ごすべきか p.211 18分
あとがき p.246 3分

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