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2013/09/28更新

初速思考 30代で一気に突き抜ける人の集中戦略

139分

2P

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できるやつは仕事が速い、特に初速が違う

「動き出しが遅い」なんとなく仕事する人は、考えてから行動する。まず計画を立て、様々な状況を想定してから動き出す。計画の精度を重視し、かなりの時間をかける。そして、計画の修正にさらに時間をかける。この間「見える結果」が何もでないので、結果への焦りと不安、ストレスから集中できない状態に陥る。

「動き出しが速い」初速思考で仕事する人は、走りながら考える。計画は思い通りにいかない事を前提にしつつ、はずしてはいけないポイントを上司と相談し、6割程度で見切り発車する。その代わり「見える結果を出す」までの初速にこだわる。これを達成した後、その行動をすぐに振り返って成功要因を分析し言葉に落とし込む。その成功事例を引き金にして、一気に展開する事を考える。

初速を高めるための集中戦略

初速を高めるための集中戦略のエッセンスは次の3点に集約される。

①PDCAのPよりも「C」に集中させて高速回転させる
突き抜ける人は振り返り(Check)を重視している。この振り返りを重視すれば、次の行動につながり、自然とPDCAサイクルは回り出す。普段、何気なく行動している経験をムダにせず、しっかりとチェックして言葉へと落とし込む事で、次の行動に落とし込む。

②「成功要因の展開」に集中し、一気に展開する
突き抜ける人は、失敗の克服は「失速しない程度」にとどめ、成功要因を分析し、それを一気に展開する事に集中している。苦手分野の克服よりも、「うまくいった成功体験」にフォーカスすれば、結果へと短時間でアプローチしやすくなる。

③生み出した時間を「成長」に再投資する
初速に意識が向くようになれば、時間の余裕が生まれるようになり、様々な活動(仕事、スキルアップ、社外の活動)に時間を再投資でき、成長というリターンを得られるようになる。

初速思考を身につける方法

①経験と時間をムダにしない「1行」記録術
経験した事実を「次の行動」につなげるために言葉で「記録」する。経験から得た学びや、小さな成功を1行でいいから記録し、その蓄積を「アクションリスト」に加工する。

②ミスやトラブルを防ぎ「最低速度」を上げる
うまくいかなかった要因である改善ポイントを意識すれば、「次の行動」で失敗する可能性は低くなる。「失敗しないためのアクションリスト」によって、同じミスを防ぐ工夫をして、行動の確度と速度を上げる。

③成功パターンをかけ算して「最高速度」を上げる
成功要因となる行動を蓄積すれば「成功パターン」を抽出できる。それが安定的な結果、再現性のある初速を生み出す。成功パターンを抽出するには、「状況、課題、行動、結果」を思考と行動のプロセスに注目しながら整理し、把握する。