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2013/09/17更新

今ここに集中すれば、人生はうまくいく!

149分

2P

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簡単にすぐ使える、物事をうまく成し遂げるための思考法

結果ではなくプロセスに目を向けて、目の前の事に集中する。そうすれば、失敗や焦り、苛立ちから解放されて、結果的には物事がうまくいくという原理を説く。仕事、趣味、スポーツなど、あらゆる事に使える思考法。


■結果ではなくプロセスに集中する
僕たちは「練習」というプロセスを経て、能力を身に付けている。音楽やダンスだけでなく、ぐずる子供をなだめたり、仕事をうまくこなしたりする事も「練習」によって上達している。

僕たちは、目標を達成するまでの「プロセス」を重視せず、「結果」を出す事だけにこだわりがちだ。目標に執着し過ぎて、達成するまでのプロセスで喜びを感じられるなんて思いもしない。ある地点まで到達すれば、たちまち幸せになるに違いないと思い込んでいて、そこに至るまでのプロセスは、耐え忍ぶべき時間だと考えている。

しかし、本来すべき「練習」をしようと思ったら、意志を持って、丹念にプロセスに取り組み続けなくてはならない。プロセスに集中していれば自然と望む結果がやってくるけれど、成果を重視していると、退屈や不安、苛立ち、焦りといった感情が顔を出してきて、自分との闘いが始まってしまう。

超短要約

僕たちは、何につけても、待つという事ができない。今すぐに「成果」を欲しがってしまう。プロセスは端よって、いきなり成果を求め、何でも即刻手に入れなくては気が済まない。

こういう思考形式にとらわれてしまうのは、「簡単に満足したい」と思っているからだ。但し、簡単に満足はできるけれど、満足感はすぐ消えてしまう。単に物を手に入れる事で得られる喜びなんて、それを「達成する」までのプロセスからもたらされる恩恵に比べたら、取るに足りないものだ。

成果へのこだわりを手放し、ゴールに向かって努力し続ける事自体を重視するようになれば、おのずと我慢強くなる。忍耐力を発揮するという事が、当たり前の事になり、「忍耐強くならなければ」という感覚がなくなる。

「今ここ」に意識を集中させ、目の前の事に没頭して取り組む。この事を何よりも大切にしていれば、実現するまでのプロセスそのものを楽しめるようになる。葛藤が消え、穏やかな気持ちに満たされるだろう。

著者 トーマス・M・スターナー

ピアノ調律師 25年以上の経験を持つ。世界的な演奏家のピアノ調律を数多く手掛け、ヴィンテージピアノの修復も行なっている。自身もプロのジャズピアニスト。音響や映像の分野の知識も豊富で、作曲家としても活躍している。 東洋・西洋の哲学や、スポーツ心理学を学ぶ中で、「プロセスに集中する力The Practicing Mind」の大切さを知り、その気づきを活かして、音楽関連のスキルのみならず、ゴルフやアーチェリーなどのスポーツを習得する。

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帯
脳科学者 茂木 健一郎

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.7 2分
第1章 「今ここ」のプロセスに集中しよう! p.15 11分
第2章 結果や目標をいったん手放す p.35 20分
第3章 完璧をめざすのは、もうやめよう! p.73 16分
第4章 望ましい習慣を自分で選択する p.103 10分
第5章 すべては終わりのないプロセスである p.121 16分
第6章 「四つのS」というテクニックを使いこなす p.151 10分
第7章 「DOC」で驚きと発見に満ちた人生へ p.169 15分
第8章 子どもは、今この瞬間を生きている p.197 9分
終章 心穏やかで、充実した人生のために p.213 5分

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