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2013/07/22更新

ハーバード式「超」効率仕事術 (ハヤカワ・ノンフィクション)

297分

2P

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どうすれば効率よく仕事ができるのか

ハーバード・ビジネススクールで教鞭をとりつつ、世界的な資産運用会社の会長を務め、数社の役員や理事も掛け持ちしながら、新聞や雑誌の記事、本を執筆してきた著者がその仕事術を公開。効率的に時間を活用するテクニックが紹介されています。


■一番大切な3つの考え方
次の3つの考え方を取り入れれば、生産性を最大限に高められる。

①目標を明確に表わし、優先順位をつける。
これが優先順位に従って時間を配分する助けになる。

②最終的な結果に目を向ける。
優先順位の高いプロジェクトに取り組む時は、早い段階で叩き台となる仮説を立て、それを指針にする。

③雑事に手間をかけない。
優先順位の低い事は、できるだけ時間を使わずに片づける。

超短要約

■日々の生産性向上法
①日課を守る
・スケジュール帳を活用して、時間を管理し目標を定める
効果的なスケジュール表は、各アポイントメントの目的と仕事の重要度が一目でわかること。持ち運べること。スケジュールにはあらかじめ隙間を作っておき、緊急事態に対応する時間や、戦略的に考える時間を確保する。

・ルーティーンの仕事をいつも決まった手順で片づけ、最も重要な事に集中する
頭を使って判断したり、自制心を発揮することが脳を疲れさせる。日常的な雑事はできるだけ簡単に機械的に済ませること。

・8時間睡眠と定期的な運動で、心身ともに切れのいい状態を保つ
睡眠時間を削って生産性をフルに発揮できる人はめったにいない。大多数の人は、いい仕事をしようと思えば8時間程度の睡眠が必要である。

②効率よく会議を行う
ほとんどの組織では、会議が多すぎるし長すぎる。その結果、実行にあてる時間が足りなくなる。多くのミーティングは、議論や話し合いではなく、単なる情報の共有でしかない。そのようなミーティングの大半は必要のないものだ。メールのやり取りで簡単に済むはずである。

会議が必要な場合は、本当に必要な参加者だけに呼び掛けて、できるだけ多くの人を解放しよう。会議の数を減らすテクニックの1つは、毎月会議のない日を一日作る事である。

著者 ロバート・C・ポーゼン

1946年生まれ。ハーバード・ビジネススクール 上級講師 ブルッキングス研究所 上席研究員 世界的な資産運用会社フィデリティ・インベストメンツの副会長を務めたのち、MFSインベストメント・マネジメント会長として同社のスキャンダル後の立て直しを成功させた経歴を持つ。 証券取引委員会の準法律顧問、ワシントンDCの法律事務所キャプリン・アンド・ドリスデールでパートナー弁護士も務めた。また、その間に社会保障強化のための大統領委員会の委員や、ロムニー・マサチューセッツ州知事のもとで州の経済対策長官も務め、6冊の著書を執筆した。

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.7 9分
第一章 目標を設定し、優先順位をつける p.23 15分
第二章 結果に目を向ける p.45 13分
第三章 雑事に手間をかけない p.63 13分
第四章 日課を守る p.83 15分
第五章 身軽に出張する p.104 13分
第六章 効率よく会議を行なう p.122 13分
第七章 要領よく読む p.143 13分
第八章 読みやすく書く p.162 18分
第九章 伝わるように話す p.188 16分
第十章 部下をマネジメントする p.213 15分
第十一章 上司をマネジメントする p.235 15分
第十二章 一生を通してキャリアの選択肢を広げ続ける p.259 15分
第十三章 変化を受け入れ、基本を守る p.280 13分
第十四章 家庭と仕事を両立させる p.299 13分
あとがき p.317 3分

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