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2013/04/25更新

ハーバード・ビジネススクール「これから」を生きるための授業: 「夢の見つけ方」「自分らしい価値」「大切なビジョン」……

176分

3P

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ゴールからスタートを切る

ゴールからスタートを切るんだ。人生が終わる時、どのようであって欲しいか、そこから考えていけばいい。例えば自分の葬式で、人々に自分の事をどのように語って欲しいかを考えてみたらどうか。

自分が何を遺したいか考えておく事は、どんな人生を生きていきたいかのロードマップをつくるための絶対条件だ。また、問題に直面した時にどう決断するかの重要な参考資料になるし、自分の人生を作り出す時の、理想的な基準になるのだ。人生のチャンスを最大限に活用しようと思うなら、価値観に基づく自分自身のビジョンを持たなければならない。

変化に対して動き続ける

時に人生には予測できない、とんでもない事が起こる。従って、いつでも自分の時間とエネルギーを管理できていると考えるのは非現実的な考えだ。「仕事と生活のバランス」について語る時、人は多くの場合、静止した状態を思い浮かべる。まるで、何の変化もない人生を実現できるかのように。だけど実際は、状況は常に変化している。

私たちは「バランス」というものを、動きを持つものとして考えるべきなのだ。完璧で壊れる事のない幸福や満足を期待すると、失望が待っているだけ。常に勝ち続ける事ではなく、自分が思い描くビジョンに向かって「おおむね」正しい方向に進む事が大切だ。自分は今、何を手にしているのか。何が大切で、何を手放すべきなのか。こういった事を人生の中で何度も見直さなくてはならない時が来るだろう。

「A評価」ではなく「Bプラス」を狙え

人はしばしば「目標はすべて達成しなければならない」という完璧主義に陥ってしまう。そして、「どれだけやっても十分ではない」という思い込みにとらわれてしまうのだ。学生の時は、すべての科目でAの成績をとる事は可能だ。しかし、人生は教室ではない。毎日人生のすべての面で、A評価をとる事はできない。人生は複雑だ。日々変化する多くの事をコントロールしなければならない。Aマイナス、Bプラスの平均点でいいのだと、自分に認めてやる事が大切だ。すべてにおいてAでないと気が済まないという人間は、遅かれ早かれバランスを崩す。

リスクを負ってでも前進する

今日でも、人々は起業家の事を、大きなリスクを冒す人だと思い込んでいる。しかし、彼らはどうすれば「リスクを減らせるか」、どうやって「リスクを負ってでも前進するか」を考え出すのだ。「リスクを負ってでも前進する」という考え方は、起業家以外にも必要だ。

リスクとは、未来が不確実であるために生まれる。リスクを減らす一番いい方法とは、予測可能性を上げる事だ。どんな選択をするにしろ、最終的な結果をコントロールする事はできない。しかし、選択肢とあらゆる可能性を考えれば、結果をある程度予測する事はできる。