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2013/05/07更新

未来が変わる働き方 (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)

  • 慎 泰俊
  • 発刊:2013年2月
  • 総ページ数:217P

106分

2P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

対象読者:

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時間をつくる

自分で事業を起こすなら、よりインパクトを残せた方がそのアクションの意義は大きくなる。インパクトの大きさは、それに注がれるエネルギーの総量に比例する。エネルギーが高くなるかは、どれくらい大きなテコにどれだけ多くの人を載せられるかにかかっている。

まずは、テコに乗る自分自身から。一番に考えるのは、どうやったら自分がやりたい事に割ける労力を増やせるかという事だ。パートタイムで活動をしようと思ったら、本業以外の時間を確保する事は必要不可欠だ。

①自分にとって大切なことだけをする
②スケジュールを調整してまとまった時間をつくる
③日頃の仕事の効率を上げる
・集中力を高める訓練をする
・同時進行させる(一石二鳥になる時間の組み合わせを探す)
・時間をお金で買う(性能の良いPC、グリーン車など)

仲間をつくる

次に考えるのは、どうやったらテコに乗る重量を上げられるのかという事だ。テコのもう片方に乗る人を自分以外にも増やす事ができたら、もっと地球を動かす事ができる可能性が高まる。

①人が大切にしているものを提供できる組織をつくる
人が動く動機(認められたい、輪にはいりたい、成長したい)を考えることで、仲間を巻き込む仕組みをつくる。

②コアメンバーを増やし、定着させる
コアメンバーとは、組織のアイデアに共感していて、やる気と能力の両方が高い水準であるメンバーのこと。そういうメンバーが組織の屋台骨を支えてこそ、活動を長続きさせる事ができる。

③仲間と一対一で信頼関係を積み上げる
本当の影響力というのは、その人を知っている人の数じゃなくて、その人を応援したいと思っている人の数で決まる。信頼関係を築くためには、自分から相手を信じることだ。

組織をつくる

最後に考えるのは、テコそのものだ。つまり、効率よく動ける組織をつくる必要がある。

①ポジションを明確に決める
ポジションを明確にするとブレにくく、さらに他人から覚えてもらいやすい。良いポジションは「ピンとくること」「誰もやっていないこと」「必要とされていること」「得意なこと」「具体的なこと」の5つが重なるもの。

②課題解決の好循環(PDCA)をしっかり回す

③組織の中に流れる情報をオープンにする
情報の共有は課題解決の呼び水になると同時に、組織の派閥づくりを防止し、メンバーのモチベーションを高めてくれる。

④便利なツール(Gmail、Google Driveなど)を使いこなす

TAKE ACTION

起業や転職をしなくてもいい。とにかく、今、ここで自分にできる事を探して、始めてみること。そうすれば、いつも何気なく過ごしていた時間が全く違うものに見えてくる。

何より大切なのは、自分自身のアクションだ。