今読むべき優良ビジネス書が
すぐ見つかり、読んだ本を
しっかり自分の知識にするサイト

本を検索する

カテゴリーから探す

人気のタグ

お知らせ


Android無料アプリ配信中
2013/04/30更新

「叱らない」で部下を育てる技術 “認めて、伸ばす"で部下は成長する

119分

2P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

対象読者:

アマゾン詳細ページへ

今どきの部下育成方法

「部下とのコミュニケーションがうまくいかない」「部下が言う事を聞かない」「会社を辞められると困るから叱れない」
部下の育成に悩めるリーダーやマネジャーに向けて書かれた、叱られずに育った若者たちの育成方法です。


■叱りすぎて失敗する上司、叱れなくて悩む上司
以前は、叱責されたり、大声で怒鳴られたりする事も職場ではよくあった。「そうやって自分達は育成されてきた」という方達の言い分も理解できる。しかし、若い時代達の価値観や育った環境は、上司の時代とは大きく異なる。今の若い人達は叱られ慣れていない事もあり、叱責されると自分を否定されたと感じ、すぐに自信を失いがちである。また、スピードが求められる今の職場環境には、以前ほど余裕がなくなっており、叱責した後に上司が部下をフォローするといったコミュニケーションも少なくなっている。このような現状では、叱責するだけでは、若手を健全に育成する事はできない。

一方で、若い世代は「叱る」=「叱責する」と捉える事で、叱る事へのハードルが高くなっている。空気を読む事に長け、周囲と軋轢を起こしたくないと考える若い人達にとって、部下を叱責する事は容易な事ではない。

超短要約

■「叱らない」でできる、部下を認めて伸ばす20のルール
①感情的にならず、事実だけを伝える
②改善要求は「私はこう感じている」といった表現で伝える
③人格を否定しない
④人と比較せずに伝える
⑤質問を投げかけ、自ら気づきを得るように導く
⑥目的や理由を繰り返し伝え、腹落ちさせる
⑦伝えた事を「部下の言葉」で表現させ、理解したかを確認する
⑧直接の利害関係のない、別の上司から客観的に伝えてもらう
⑨本題に入る前にクッションとなる枕詞をはさむ
⑩期待している事を伝える
⑪メールではなく、対面や電話で伝える
⑫注意する基準やルールを共有しておく
⑬日頃から自分の価値観を伝えておく
⑭小さな変化を見逃さず、こまめにフィードバックする
⑮1日3分、部下とコミュニケーションする
⑯挨拶する、目を合わせる、微笑むなど、肯定的な関わり方をする
⑰自分を褒める日記を書き、プラスのエネルギーを引き出す
⑱アフター5に誘えるほど距離を縮める
⑲日頃から部下に関心を持つ
⑳部下に責任があると考える「他責」から自責の意識に転換する

著者 叱りゼロプロジェクト

人材育成の現場で働く研修講師4人からなる集団 「叱責」のようなマイナスのコミュニケーションではなく、プラスの関わり方で人の能力を開発するを日々研究している。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
東レ経営研究所特別顧問 佐々木 常夫

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.3 3分
序章 なぜ、うまく叱れない上司が増えているのか p.15 5分
1章 「叱る」ことにまつわる8つのジレンマ p.25 12分
2章 「叱る」をやめると部下がぐんぐん動き出す! p.51 7分
3章 「叱らない」からうまくいく! 3つの解決策 p.67 12分
4章 「叱らない」でできる! 部下を認めて伸ばす20のルール p.93 29分
おわりに p.156 4分
巻末資料 p.165 6分

ユーザーのしおりメモ (0)