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2013/02/23更新

お金が教えてくれること ~マイクロ起業で自由に生きる~

133分

2P

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複数の顔を持て

最近はよく、昼だけの顔じゃなく、夜の顔や土日の顔などたくさんの顔を作ろうという話をしている。顔を作るというのは、会社からだけ収入を得るんじゃなく、例えば他にブログでアフィリエイトを得るブロガーになったり、ウェブサービスを立ち上げてみたりと、複数の違う収入を得る顔を持ちましょうということ。

今の世の中、明日、自分の会社がつぶれることだって全然あり得る。たった一つの会社に、たった一つの出所のお金に依存しないこと。いろんな顔を持って、いろんな仕事を持つ。人は簡単に依存する。依存は思考停止だ。

とりあえずやってみる

経営者の立場からすると、雇用は一種の奴隷契約。「金を払っているんだからあれをしろ、これをしろ」と言うことができてしまう。だから、もしその状況に不満があるなら、文句ばっかりで動かないよりは、さっさと自分で会社を作るか、会社以外のいろいろな顔作って動き出そうよ、ということに尽きる。

ビジネスを始める時に「何かやりたいけど、自分なんて何もできない」と思い込んでいる人が結構多いけど、いきなり大金を稼ぐ必要はなくて、まずは小額の500円、1000円を得るところから始めればいい。やり始めると自信がついてくるから、まずは小さなビジネスを立ち上げて、やってみるといい。

アイデアは身の回りに落ちている

「起業したいけど、何やっていいかわかりません」という相談もよく受けるけど、漠然としていて結構困ってしまう。そういう時は「ちょっと周りを見渡してごらんよ。生きづらいなとか、不便だなということっていっぱいあると思うから、それを解決するっていうところから入ってみたら?」とアドバイスする。

みんなビジネスっていうと「これが儲かる」というのが、起業の原点と思っているかもしれない。でも、僕のビジネスの種は、誰かが困っているからこれを解決したらビジネスになるんじゃないっていうのが発想の原点。

そして、ストーリーが重要。何で自分がそれをやる必要があったのかっていうのが大事。なぜなら、そのストーリーに欠けるものは誰がやってもいいって事になるから。そこを重視しているし、そのストーリーが最終的にお客さんにも伝わると思っている。

ビジネスはもっと自由でアートでいい

特にウェブとかITだったら、元手もいらない。だったら、もう超わがままに、自己表現としてビジネスをやればいいと思う。ユーザーはそこに惹かれて価値を見出すんだから。

頑固オヤジのラーメン屋みたいに「客なんか知らねえよ!」ぐらいの気概があっていいと思う。自分が作っているものに自信を持って、そのぐらいの感じでものを作ったらいい。