発生源1 嫌いな事を好きになる
脳が楽しいと認識していない活動を楽しいものに変える鍵は、その活動を通して将来的に得られるものが見えるか、感じられるか、信じられるかという点に行き着く。
①今のままいくと、自分の将来がどうなるか考える
②事実から目を背けないよう、リアルな全体像をありのままに見る努力をする
③有意義な側面に意識を集中し、価値を表す言葉を使う
④ゲームにする(時間の制約、小さな目標、スコアを設定する)
⑤モチベーション・ステートメントを書く
発生源2 できない事をする
私達が直面する問題は、部分的には必要な事を実行するための能力不足から生じているため、それを習得すれば良い。
①足りないスキルや知識を洗い出す
②必要だができない事を意識的に練習する
③意志を強くするスキル(気を紛らわすこと等)を学ぶ
発生源3・4 共犯者を友人に変える
周囲の人は、自分が考えるよりはるかに深く大きな影響を私達に与える。自分が直そうとしている癖を周囲の人が助長しているとしたら、その影響をいかに断ち切るか。
①友人(応援してくれる人)と共犯者(悪習慣を助長する人)を見分ける
②悪い見本の影響で自分の感覚が狂わされてないか、「普通」を見直す
③最初に助けを求め、周りに変化を促す会話をする
④同じゴールを目指している新しい友人を作る
⑤非協力的な人から距離を置く
発生源5 損得を逆転させる
インセンティブは、長続きするものの望ましくない行動を促す場合もある。損得を逆転させると、人間は健全な行動を開始する。
①アメを使い、アメがなくなるぞと脅す
②インセンティブは適量に、組み合わせて使う
③大きくて長期的なゴールを、小さくて短期的なゴールに分割し、小さな勝利を祝う
発生源6 自分の空間をコントロールする
自分の生活をコントロールしたいなら、周囲のモノをコントロールする事が欠かせない。環境を変えれば、これまで不可能に思えた行動すら変える事が可能になる。
①好ましくないものを締め出すため、フェンス(ルールや境界線)を立てる
②自分を誘惑するものを遠ざけるなど、距離を管理する
③自分の目に入ってくる目印をコントロールする
④自動操縦にする(自動的に繰り返すアポ、長期購読など)
⑤SNSなどのツールを使う
変化を起こすポイント
①小さく行動する。今すぐ行動する
とにかくスタートを切り、成功や失敗から学びながら、修正を加えていくこと
②記録する
自分のプランを書き出すだけで、達成率は30%アップする。
③想像する
影響力の6つの発生源を活かし、重要行動を通して自分が変わる。私達の可能性に限界はない。この事を想像すること