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影響力は「引く力」でできている

押すのではなく、引き寄せる事が影響力の本質である。「押す力」はたかが知れている。引けば引くほど、譲れば譲るほど、相手に強い「影響力」を持つ事ができる。

「相手が勝つ=自分の負け」ではない。「説得」と「心を動かす」のとは全く違う。説得というのは、議論で相手を打ち負かすこと。自らの意に反して説得された人は、結局は意見を変えない。

「自分が望んでいること」ではなく、「相手が望んでいること」をさせる

相手が望んでいるかいないかに関係なく、こちらの望んでいる事をやらせるのは、単に人を「操っている」に過ぎない。そんな事は二流のテレビコマーシャルでもできること。

相手にどれだけ強い影響力を持てるかは、あなたが何を大切に思うかにかかっている。自分の利益か、相手の利益か。影響力とは、どれだけ相手の利益を優先するかにかかっている。

自分を信じられない限り、人から信頼されることはない

成功を収めたければ、謙虚である事が必要だ。謙虚さとは、自分を卑下する事でも、自分の価値を下げる事でもない。強い自尊心があるからこそ、心から謙虚になれる。自尊心は、すべての尊敬の源になる。

ただ自分のすべき事をきちんとすること。それが唯一、尊敬を勝ち取る方法である。

他人をコントロールすることはできない

リーダーシップとは、洋服のように着たり脱いだりできるものではない。人に影響を与える力は、劇のセリフのようにリハーサルできるものではない。人はそれほどバカではない。どれだけうまくしゃべっても、言葉の裏にある気持ちを読む事ができるもの。

人に何かを伝える時、言葉で伝わるものはごくわずかだ。行動によって伝わるものはそれ以上だが、一番伝わるのは「自分が何者であるか」という自分のあり方である。

他人や売上はコントロールできない。自由に管理できるのは、「自分のあり方」だけ。結局のところ、あてにできるのはそれだけである。

人は「能力」にはついてこない

人についてきて欲しかったら、まずは「この人なら大丈夫」と人から信頼を得なければならない。能力は大事だが、それはほんの小さなこと。もっと大事なのは、あなたという人格を信じてもらう事である。

人格とは、とても尊い美しいもので、一人ひとり違うし、それは周囲に大きな影響を与えるもの。では、何が人格をつくるのか。それは、人の選択である。起こった出来事に対してどう対応するかが人生を決める。自分の大きさの分だけ、人を導く事ができる。そして、自分に許した分だけ、人は大きくなれる。

人を動かすとは、相手に考えさせること

人を動かすとは、言いくるめる事ではない。相手に「自分の問題」を真剣に考えさせる事である。