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2012/11/19更新

人を動かす2:デジタル時代の人間関係の原則

283分

3P

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人づき合いの三原則

①ブーメランを埋めよ
批判しない、非難しない、小言も言わない。人は自己保存の生き物だ。自分の幸福を脅かすあらゆるものを本能的に追い払い、否定しようとする。

事実がどうであれ、人から非難されたい人間はどこにもいない。批判された相手は防衛へと駆り立てられ、こちらの言う事すべて疑われるか、信用されない。批判的な発言は、まるで目に見えないブーメランのように働くのだ。あなたのブーメランを埋めなさい。

②美点を肯定する
人間には自分が尊重される重要な人間だと思いたいという生来の切実な欲求がある。人の美点を肯定するのと、お世辞を言うのとは違う。人を肯定するにはその人をよく見て、肯定すべきところを見抜かなければならない。相手をよく理解して、何が本当に重要なのかに気付かなければならない。

③強い欲求を起こす
人を行動に向かって動かしたければ、まずその人の中に深い欲求を起こさなければならない。人を扱う時には指図するのをやめ、相手が何を欲しがっているのか見つけようとすれば必ず成功する。人を動かす力を持てるのは、相手の立場に身を置ける人だけである。

人に好感をもたれる六原則

①相手の関心事に関心をもつ
相手に心から関心を持てば、ほんの数分間で友人ができる。相手の関心を引こうとしている時に数ヶ月かかってできる友人よりも、もっと多くの友人ができてしまう。対人関係の基本原則だ。

②笑顔を忘れない
笑いかければうれしさが伝わる。その人に出会えて、一緒にいられて、言葉を交わせてうれしいという気持ちが相手に届く。すると、相手も、その人と一緒にいるのがうれしくなる。元手いらずで利益は莫大。あげてもあげなくても減らないが、もらったほうは豊かになる。

③名前をよぶ
人は自分の名前に、地球上の他のどんな名前より関心があることを忘れてはいけない。名前を覚え、それをすらすら口にするのは、相手に対するさりげない、効果的なほめ言葉だ。

④話を聴く
相手の話をよく聴くことには、とても強い力がある。相手の話をじっくり聴けば、その時いい印象を与えるだけでなく、長い付き合いにつながる堅固な架け橋ができる。自分の考えを保留してまでこちらの考えを重んじてくれる人と、一緒にいたくない人間がいるだろうか。

⑤相手にとって重要なことを話題にする
人に関心をもってもらいたかったら、関心をもってもらえることを話さなければならない。さもないと耳を貸してもらえないか、うんざりされるだけである。

⑥他人をちょっと幸せにする
あらゆる人間関係をよくする秘訣は、何か価値あるちょっとしたことをしてくれること、継続的にそうしてくれること。どんな時にも相手の気分を少しよくしてあげることだ。