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2012/11/16更新

大富豪インド人のビリオネア思考

149分

6P

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  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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ジュガールの概念

ジュガールの概念は7つの要素に分けられる。

①少ない力で多くのものを得る
インドは、まだまだモノが豊かとは言えない。そのため、少ない元手をフルに活用しながら多くのことを実現する必要がある。そのため「少ない力で済ませる」「不必要な時間や手間をかけない」「使えるものはなんでも利用する」というジュガールの精神が徹底している。

②自分の枠を超えた発想で考え、行動する
ジュガールでは、自分で自分の可能性を決めてしまったり、自分で自分の限界のラインを引いたりしない。ジュガールを使う人は、いつも「自分が狭い常識の枠にとらわれていないかどうか」を頭の隅で点検し、常にその枠を取払い、突破するように意識している。常識にとらわれない発想力をつけるには、子供のように素直で夢のある発想を大事にすることである。

③やわらか頭で考えてピンチをチャンスにする
コップ半分ほど入っている水を「もう半分しかない」と見るか、「まだ半分もある」と見るか。目の前の物事はいろんな見方ができ、どう見るかによってとるべきソリューションが変わってくる。そのソリューションによってはピンチをチャンスに変えることもできる。「なんとか逆転できる方法はないか」を四六時中模索し続けるからこそ、土壇場に追い込まれても逆転ホームランを放つことができる。

④シンプルに考える
ジュガールでは、目の前のことを極力シンプルに捉えようとする。難しく考えそうになったりするのを意識的に排除し、できるだけ単純化しようとする。どんな問題にも、その問題を解くためには鍵が存在する。この鍵を見つけるために、問題をできるだけシンプルに考える。

⑤決してあきらめない
「そのまま何もせずに諦める」という行動パターンはインド人の辞書にはない。諦めたら、その時点で可能性が閉ざされてしまうからである。ジュガールを使う人は、どんなに可能性が低くなろうとも、見方や発想を変えて一発逆転のソリューションをひねり出そうとする。仮に失敗しても、それを活かして次のソリューションを考える。

⑥自分を抑えつけない
ジュガールは、どんどん自分の主張を前面に押出しアピールしていく。しかも、無用な気遣いや遠慮によって、自分の行動をためらったり先延ばしにしたりすることはない。たとえ飛び込んでも失うものはないなら、すぐ飛び込む方がいい。実行に移す事で、そこに何かの変化は必ず生まれる。

⑦セルフ・エフィカシー(自己効力感)を大事に育てていく
人は小さくても、成功体験を積み重ねると、自信をどんどん膨らませる。「自分ならできる」という感覚を持っていると、その人の持つ潜在能力はどんどん引き出されていく。いつも「自分ならできる」と考えているような人の周りには、自然に人も仕事も集まってくる。