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2012/11/18更新

あたまの地図帳: 地図上の発想トレーニング19題

207分

4P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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凝視

「凝視」、文字通り、目を「凝らして」「視る」とは、地図・地理と向き合う上で大きな武器になる。「凝視」前と「凝視」後では同じ地図を見ただけなのに、印象が違ってくる。これは地図以外にも使える。

「凝視」は僕たちに発見をもたらす効用があるだけでなく、僕たち自身を思考の中心に引きずり出してくれる思考法である。地図・地理の中で、自分が行った都市や地域を「凝視」している内に、自分だけのパーソナルな感情が湧き上がってきたり、思い出が甦ってきたりする。

立場

新たな場に「立って」みることで新たな発見が得られる。意表をつくような場所から日本や現在地を思い起こしてみたり、突拍子もない場所から俯瞰してみたり、地図・地理をくるくる回してみる。

「立場」という思考法も「凝視」と同じく、使おうと意識しないとなかなか使えない。効力も発揮しない。自分なりに様々な「立場」に立つ思考実験をすれば、自分の頭の中を開拓できる。

方角

「方角」を設定できれば、新たな発見や解釈が得られる。「方角」は2つの軸の組み合わせなので、面白くないなといった時は、どんどん別の2つの軸から「方角」をつくっていけばいい。

争点

ぼんやり知っているつもりの地図・地理上の「争点」について、実は中身を少しも知らない。つまり、目に入ってはいるが、見て確かめてはいないことが多い。

どんなことでも語尾に「問題」と名付けるだけで一気に「争点」になる感覚がしてくる。「争点」の解消は、容易に実行できるものではないが、見ていたものが以前よりも明確に理解できるにする思考法である。

ルーツ

色んな国や都市などにそれぞれ固有のルーツ、歴史、由来がある。ルーツや出自、出身に触れる・知ると興味が増したり、理解が深まる。「ルーツ」は知ればそれだけ雑学やうんちくが増えていく使いやすい思考法である。

ストーリー

「ストーリー」を知ることになれば、向き合っているものがより鮮やかに記憶される。「ストーリー」はただ知っているだけでなく、「語る」ことでより効用を発揮する。自分の頭の中に、また他人の頭の中に吸収されやすくなる。

2位

1位は多くの人が知っているけれど、「2位」についてはあまり知らないのではないか。2位に着目することで、新たな発見を生む。「首位」の持つスケールの大きさを改めて実感したり、「首位」の地位の揺らぎやすさを再認識してみたり。

スケール

絶対的な大きさ(小ささ)を「スケール」をテコに、他と照らし合わせて体感する。つまり、「知識」を実感として自分のものにする。