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2012/10/03更新

どんなにバカな上司の下でも成長できる仕事術

144分

3P

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  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
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一言で言うと「耐えろ!」ということ

成毛眞氏の元部下でもあった著者が、新卒で入社した第一勧業銀行(現・みずほ銀行)時代にバカな上司の下で反発していた自分を振り返りながら、仕事の心構えを説く。

若い頃こそ下積み時代であるとし、バカな上司との上手な付き合い方を伝授している。


■上司を「いちばん大切なお客様」と思いなさい
会社で部下の勤務評定をするのは上司である。バカな上司が、部下の評価をしている、部下の出世の鍵を握っている。いくらイヤな上司だろうと、敵対し、嫌われて損をするのは部下である。

そう考えると、上司を上司と考えるのはやめて、「いちばん大切なお客様」と考えを改めた方が身のためである。上司だと思うから腹も立つし、期待もする。お客様だと思えば、喧嘩を売り文句を言うこともない。

超短要約

「上司がバカだから」という理由で会社を辞め、別の会社に移ろうとした時、そこで問われるのは、「前の会社でどんな実績を残したか」である。それを評価するのは、今の会社の上司である。

上司をただバカにするのでなく、上司を助けてあげる姿勢で取り組めば、上司だってやさしく接してくれる。上司の評価も違ってくる。

上司が何を求めているのか?それを自分で探り、逃げる上司の代わりに自分がお客様と交渉し、成果が上がれば「私がやりました」ではなく、「上司のご指導のおかげです」と報告する。そうすれば、上司は喜び、あなたの評価は間違いなく上がる。

部下が上司に期待することはやめて、「上司に期待される部下になる」、そう覚悟を決めると、あなたの人生は鮮やかに変わる。いくら文句を言っても上司は変わらない。上司に期待することを辞めて、上司を「お客様」だと思って仕事すればよい。「バカ」だと思った上司も、お客様だと思えば腹も立たなくなる。

著者 緒方 健介

1971年生まれ。Oakキャピタル株式会社 取締役 投資事業本部 大学卒業後、大手都市銀行にて、支店勤務、本店外国業務特別研修生を経て、法人新規営業にて全行表彰受賞。その後、成毛眞氏率いる投資・戦略コンサルティング会社インスパイア、孫泰蔵氏が創業したソフトバンクグループ会社取締役を経て、投資会社のOakキャピタル株式会社(東証2部上場)入社。2012年より現職。

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帯
インスパイア創業者 成毛 眞
マインドマップ的読書感想文 マインドマップ的読書感想文
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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
序章 仕事で大切なことは、実は「バカ」だと思った上司から学んだ p.1 8分
第1章 こんな上司は、たしかに「バカ」かもしれない p.15 16分
第2章 あなたが上司を「バカ」だと思うのには、理由がある! p.41 10分
第3章 あなたの上司を「いちばん大切なお客様」と思いなさい p.57 16分
第4章 バカな上司の下だからこそ、仕事にだけ集中せよ! p.83 25分
第5章 バカな上司のここだけはマネするな! p.125 11分
第6章 バカな上司の下だからこそ、自分のスタイルをつくれ! p.143 17分
終章 自分が上司になって、はじめて気づいたこと p.171 5分
おわりに p.179 3分

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