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2012/09/12更新

スクリューフレーション・ショック 日本から中流家庭が消える日

144分

3P

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日本から中流家庭がなくなる!?

景気が良くなっても、所得は増えず豊かにならない。経済のグローバル化により、人件費の安い新興国と競争せざるを得ない先進国では、かつてのような給料の伸びを期待できない。

スクリューイング(中間層の貧困化)とインフレーションは、日本でも起きており、今後確実に中間層を脅かし、日本から中間家庭が消えると警告する。

これからの厳しい時代における心構えを説いている本。大切なことは、スクリューフレーションという大きな流れを知り、自分にも影響を及ぼすと認識することで、何ができるかを考えることだとしている。

超短要約

スクリューイング(中間層の生活水準の低下)+インフレーション=スクリューフレーション

経済がグローバル化した時代、たとえ日本の景気が良くなったとしても、新興国との間に大きな賃金格差がある以上、かつてのような給料の伸びは期待できない。
さらに新興国の成長に伴い、食料、エネルギーの需要が増え、生活必需品の物価が上がる。

こうしたスクリューイングの影響は、すでに日本でも起こっており、今後中間層に打撃を与える。厳しい状況は今後10年は続くと覚悟しておく必要がある。

著者 永濱利廣

1971年生まれ。第一生命経済研究所主席エコノミスト 1995年第一生命保険入社。1998年4月より日本経済研究センター出向。2000年4月より第一生命経済研究所経済調査部副主任研究員、2004年4月より同主任エコノミストを経て、2008年4月より現職。 景気循環学会幹事、国際公認投資アナリスト(CIIA)、日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、一橋大学・跡見学園女子大学非常勤講師、総務省家計調査等改善検討会委員等

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
プロローグ 「スクリューフレーション」とは何か p.13 10分
第1章 世界経済の低迷―その原因は p.29 19分
第2章 日本経済は復活するのか p.61 14分
第3章 「新興国」「途上国」のインフレ、人件費上昇、都市化 p.85 11分
第4章 忍び寄る「スクリューフレーション」 p.103 12分
第5章 日本から中流家庭が消える日 p.123 18分
第6章 「スクリューフレーション」を生き抜く日本経済 p.153 17分
エピローグ スクリューフレーション時代の心構え p.181 4分

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