お金と人生の満足度の相関関係
金持ちになることが目的でお金を追い求めても、たいした成功はできない。ある程度のお金は幸せをもたらすし、その額が少し増えたら、さらに少し幸せになれる。しかし、それを超えると後は同じ。お金を追求する対象ではなく、望むものを手に入れる手段として利用すること。
①そもそも自分のためか、他人のためかといった選択をしない
完全に自分中心の生活に幸せを感じられる人などいない。
②「何の役にも立たない」という非難を気にしない
科学や人文科学、芸術など、世界を変える行動は、必ずしも実用的とは限らない。
③未来のために現在を犠牲にするという考えをもたない
仮定の未来のことばかり考えて、先延ばしにすること人生から逃げる言い訳になる。人生は65歳から始まる訳ではない。
④時間を無駄にしない
人は何かをやったことよりも、やらなかったことを後悔する。
やりたいことをクリアにする3つのエクササイズ
多くの人は自分が本当は何がやりたいのか、全くわかっていない。みな目標や目的を明確にせずのんびり歩き回るだけで、人生の回避に陥っている。本当に人生で望むものを見つけるには、以下の3つを行う。
①「理想とする完璧な一日」を書き出す
②「死ぬまでにやっておきたいこと」を書き出す
③目標を設定する
「常識からはみ出す生き方」の6つのルール
自らは冒険に満ちた生き方をしながら、一方で自分以外の人々に大きな変化をもたらす生きた証を残そうとする。これを追求するには次のルールが役立つ。
①何かを成し遂げる道は一つとは限らない
②「豊かさ」と「不足」の二者択一を迫られたら、「豊かさ」を選ぶ
③理屈抜きで信じることにためらっているなら、思い切って信じる
④頭の良さは必要条件ではない。必要なのは断固たる決意である
⑤無限の夢や目標は持っていい。だが、無限の優先事項を持っている訳ではない
⑥小さなことをきちんとこなせたら、飛躍的な成長も夢ではない
不安の壁をぶち破れ
常識からはみ出す道を選ぶため、克服するのが最も困難なのは、自分自身の恐怖心や不安な気持ちである。人は変化を起こすことの痛みが現状にとどまる痛みよりも小さくなるまで、変化しようとしない。
飛び出す前に恐怖心を軽減し、成功の確率を高めるには、自分自身でセーフティネットを張ることができる。そのためのステップは次の通り。
①すべての不安を紙に書き出す
②絶対に後悔しないという心構えを身に付ける
・最悪のシナリオを想定し、これで世界は終わってしまうのかと問う
・大勢の人に目標を伝え、説明責任を果たす
・目標達成に対し、自分にご褒美を与える
③不安の壁をぶち破る