セルフ・イノベーションを起こす方法
セルフ・イノベーションを起こすには、次のステップが必要である。
1:五感全部で感じる
2:自分の頭で考える
3:自発的に行動する
感じ、考え、動く。それぞれをバラバラなものとして終わらせず、しっかりとした一本の線としてつなげていくには、強い意志、決意が必要である。大切なことは、「変える」という強い意志を持つこと。
①暗記型の勉強を拒否する
言われたことをそのまま受け取らないこと。
②人の意見、ランキング、トレンドに乗せられない
もし人と同じ見方、同じ行動をしていたら、「このままで大丈夫かな?」と不安に思うこと。
③「惰性」を見つけ、壊す
惰性は、自分の生活の中における「常識」。当たり前だと思って意識しなくなると、変化や新しい情報が遮断されてしまう。
④「平均点」などない
ルールそのものが変わってしまう世界においては、堅実と思われるやり方こそが、差別化できず、ブレイクできない。みんなの想像内に収まる平均点のビジネスは、一人のイノベーターが出てきた瞬間に「0点」になってしまう。
⑤新しいルールを作る
決まりや古いルールにとらわれず、新しいルールを考えた人が、世の中に大きなインパクトを与える。たとえそれが軋轢を生み、成功するかわからないことであっても、評論家ではなく、プレーヤーでいるべき。
⑥好きなだけ寄り道や遠回りをする
自分で感じ、自発的に考えた結論であれば、効率よりも優先させていい。
⑦仮説を立てたら突き進め
もし誰も気付いていない仮説を見つけられたら、一刻も早く、仮説が正しいか試してみるべき。
⑧「行き当たりばったり」でいく
失敗も価値に変えられるし、失敗したからこそ「おトク」なことすらある。
⑨どんな結果も自分が呼び寄せたこと
自分で信じて始めたことならば、それが失敗しても、自分の責任であることがわかっている以上、必ずその中から得られるものがある。
⑩セルフ・イノベーションに終わりはない
大切なのは、常に未来を考えること。今とは違う世界をどうイメージするか。
⑪偉人たちを超えてゆけ
過去の偉人のすごい話を読んで、ただすごいと思うだけなら「負け」。この人を超えてみせるという気持ちになれる人が、本当に新しい価値を見出せる。
セルフ・イノベーションを加速させる方法
①「正解かどうか」ではなく、好き嫌いで決める
②すぐ検索せず、頭を悩ませる
③テンプレートを使わない
④「普通は〜です」を飲み込む
⑤「それって何で?」を常に考える
⑥「余計なこと」をどんどんやる
⑦「違和感」を大切にする
⑧常に五感にこだわる
⑨全く別の世界の人とつきあう