サラリーマン家庭に育った普通の大学生であった著者が、マッキンゼーに入り、ベンチャー企業を創業するまでに至った過程が書かれている。
マッキンゼーで働く人たちの考え方、働き方、仕組みなどがわかる1冊。お金ではなく、世の中にインパクトを与えることを大事にする価値観を育むマッキンゼーについて学ぶことができる。これからの働き方を考える学生や新卒、20代向け。
■マッキンゼーで学んだ価値観
父親は銀行員、母親は専業主婦。サラリーマン家庭で育ち、中学生からの夢は「一流企業に就職すること」であった著者がベンチャー企業を共同創業するに至った理由は「マッキンゼー」にある。マッキンゼーで学んだ価値観は次の2つ。
①「寄らば大樹の陰」の思考を捨てること
②自らがリーダーシップを発揮して日本や世界に対してインパクト(変革)を与えること
年俸が高くてもマッキンゼーの人が辞める理由
①厳しい環境で働くことで、会社に頼らずとも戦える自信がつくから
②売上や利益でなく、インパクトを与えることが大事という価値観が備わるから
③マッキンゼーには出戻りも許すという懐の大きさがあるから
著者 田中 裕輔
株式会社ジェイド 代表取締役 大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパンに入社。26歳で同社史上最年少マネージャーに就任。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院でMBA取得後、米国において起業し事業売却。 モバゲータウンを運営するディー・エヌ・エー アメリカ支社においてマーケティング・製品担当上級副社長を歴任後、2011年、株式会社ジェイド(靴の通販サイト ロコンド)の創業に参画。代表取締役兼共同創業者に就任。
日経ビジネス |
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章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はじめに | p.3 | 2分 | |
序章 なぜ今、マッキンゼーを書こうと思ったか | p.11 | 11分 | |
第1章 「戦略」との出会い | p.31 | 23分 | |
第2章 士官訓練校マッキンゼー | p.73 | 21分 | |
第3章 イシューからはじめよ | p.112 | 14分 | |
第4章 インパクト志向 | p.137 | 8分 | |
第5章 大海に出て自分を見つめ直す | p.151 | 21分 | |
第6章 卒業 | p.189 | 13分 | |
おわりに | p.213 | 2分 |
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