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2012/07/20更新

書店員が教えてくれた人生で最も大切なこと

182分

2P

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人生最後の日を、人生最良の日にするための生き方

心に傷を負った書店員が、人生を成功させた師匠たちから、リーダーシップについて学んでいく物語。

リーダーシップを発揮するのに肩書は必要ない。
誰もがリーダーとなることで、人生を幸せに生きることができると説く。
仕事と人生で成功するための智慧が満載の1冊。


■あらすじ
主人公ブレイク・デービスは、両親を失って以降、自信を失い虚脱感に包まれる。職を転々としながら、何事にも興味が湧かず、自暴自棄となっていた。その内、戦争が始まり、イラク行きの船に乗せられ、心に傷を負った兵士となる。
その後、帰国するも戦争の悪夢に悩まされる。本が好きなことだけが救いで、商店街の書店で仕事に就く。

ある日、ホームレスかと見間違える身なりの不思議な老人が尋ねてくる。トミー・フリンという老人は、その書店チェーンで5年続けて『ベスト・ブックセラー賞』を受けている人物であった。トミーは、ブレイクに書店チェーン全体のスターになれと言う。

人の平均寿命は80歳だが、それはわずか960ヶ月。寿命には限りがあるのに、失敗を恐れてどうする?

トミーは、4人の師匠の下にブレイクを連れて行き、LWT(Lead Without Title)「肩書きなきリーダー」という、成功哲学4つの原則を教えていく。

超短要約

人はみな最後は同じところに行き着く。ひと盛りのただの土になる。そして墓を見ていると、肩書や財産がつまらないものに見えてくる。

本当に大事なことは、最後の日を迎えたら、自分のリーダー魂に気付いたかどうか、それを周りの人たちのために使う勇気があったかどうか、それだけである。

能力は発揮されずにいたら、苦痛の種に変わる。成果は、いくつかのささいな日課を毎日繰り返すことで生まれる。ささいな日課の積み重ねが、やがては考えたこともないような大きな成果を生み出す。

肩書なしでリードすること。やることすべてにリーダーシップを注ぎ込むことで、素晴らしい生き方ができる。

著者 ロビン・シャーマ

仕事と人生のリーダーシップを扱うアドバイザー リーダーシップ、能力開発、人生マネジメントなどの権威として国際的に知られる。ある調査機関のリーダーシップ専門家の世界番付でジャック・ウェルチ、ルドルフ・ジュリアーニと並んで世界第二位に選ばれる。 コンサルティング会社シャーマ・リーダーシップ・インターナショナル・インクを創設し、マイクロソフト、IBM、ゼネラル・エレクトリック、フェデックス、BP(英国)、ナイキ、ユニリーバ(オランダ、英国)、クラフトなどからエール大学、ヤング・プレジデンツ・オーガニゼーション(YPO)まで多岐の組織に渡って肩書なしでリードする社員の育成に携わっている。 リーダーシップに関する本を九冊書いているベストセラー作家で世界五十二ヵ国、七十五の言語に翻訳されている。また、ロビン・シャーマ子ども財団を通じて恵まれない子どもたちが自分のリーダーシップ能力に目覚める手助けもしている。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
成功哲学者 マーシャ・シャイモフ

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
PROLOGUE リーダーシップと成功する力は生まれながらに備わっている p.11 4分
PARTI リーダーシップの師匠との出会い p.17 16分
PARTII 平凡に生きることの悲惨な代償とは? p.43 15分
PARTIII 第一のリーダーシップ談義――リーダーに肩書きは必要ない p.67 32分
PARTIV 第二のリーダーシップ談義――混乱の時期が優れたリーダーを育てる p.119 21分
PARTV 第三のリーダーシップ談義――人間関係の強化がリーダーシップを高める p.153 19分
PARTVI 第四のリーダーシップ談義――まずは優れた人間になれ p.185 24分
EPIROLOGUE p.225 4分

この本に影響を与えている書籍(参考文献、引用等から)

人にはたくさんの土地がいるか (トルストイの散歩道) 人にはたくさんの土地がいるか (トルストイの散歩道)
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