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アントレ・リーダーの心構え

①権力をふりかざすな
恐怖と怒りによって人を動かすのは、リーダーとしてやってはいけない。優れたチームを育てるために効果がある力は、権力ではなく説得力である。単なる部下が欲しいだけなら、頭ごなしに命令すればいい。

しかし自発的に働く仲間をつくるためには、「なぜそれをするのか」という理由を説明しなければならない。説得によって人を動かすのは時間がかかるし、我慢も必要である。だが、長期的に見れば、その方がずっと効率がいい。

②他人のために行動せよ
リーダーに必要なのは、人に仕える心である。メンバーに仕事を教え、相談にのる。リーダーが仕えることで、みんな気持ちよく働けるようになり、組織がうまく機能する。

大事なことは、お高くとまらずチームに交わっていくこと。些細なことでいいから、チームのためにできることを探し、チームの一員であることを行動で示す。

③情熱を注げ
情熱がなくては、人を率いることはできない。情熱は人を積極的にする。自ら情熱を注ぎ、チームの情熱を引き出すのがリーダーの仕事である。

最高のチームを育てる方法

①相手の立場になって考える
優れたリーダーは自分がしてもらいたいように部下に接する。認めて欲しければ、相手を認める。評価して欲しければ、評価する。人は誰でも、尊重されたいと思っている。夢に向かって一緒に戦ってくれる仲間をつくるためには、相手を尊重し、敬意をもって接しなくてはならない。

②約束を守り抜く
人は頑張りを正しく評価されない環境に置かれると、やる気をなくしてしまう。約束を守るだけでなく、常に一貫した態度をとることも重要である。どんな状況でも常に同じ方針で行動していれば、黙っていても会社の価値観がチームに伝わる。

③絆を壊す敵を遠ざける
強い絆で結びついたチームをつくるためには、意図的に努力を積み重ねなくてはならない。放っておいても、人は結びつかない。チームの絆を壊す5つの敵を遠ざけることが大切である。

・コミュニケーション不足
・共通の目標がない
・陰口を言う
・いざこざが放置されている
・ダメな人間を許容する

部下の評価方法

上手に部下を評価するためには、正しい行動に気づき、心からほめること。ほめるといっても、大げさなことをする必要はない。正しい行動をとっている人を見かけたら、ちょっとうなずいてみせたり、微笑んでみるといい。

一対一でほめるのもいいが、他人の前でほめると効果が倍増する。特に本人が大事に思っている人の前でほめると、非常に効果的である。