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2012/07/19更新

勝つための経営 グローバル時代の日本企業生き残り戦略 (講談社現代新書)

179分

4P

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日本のものづくりはどうすれば生き残れるか

中国、韓国などの新興国の台頭により、日本のものづくりは苦戦している。2000年代以降、市場環境が大きく変化した点を取り上げ、日本企業を取り巻く現実を分析している。

今後、日本企業はグローバル競争において、どのように生き残りを図るべきか。
その対策などが、簡単にまとめられています。

超短要約

2000年代以降、「デジタルものづくり」が世界で急速に進み、誰でもそこそこの製品を作れるようになった。

現在、製品に高付加価値をつけるのは、高機能な部品ではなく、製品コンセプトやデザインである。日本の生産技術の高さは武器にならなくなった。

今後、日本のものづくりは、旧態依然とした組織を改革し、環境変化に対応したやり方に変えていかねばならない。

著者 吉川 良三

1940年生まれ。韓国サムスン電子 元常務 東京大学大学院経済学研究科ものづくり経営研究センター特任研究員

著者 畑村 洋太郎

1941年生まれ。工学院大学グローバルエンジニア学部 機械創造工学科教授 東京大学名誉教授 専門は失敗学、危険学、創造的設計論、ナノ・マイクロ加工学。最近では、ものづくりの領域に留まらず、経営分野における「失敗学」などにその研究を広げている。2001年より畑村創造工学研究所を主宰。02年にNPO法人「失敗学会」立ち上げる。

この本を推薦しているメディア・人物

TOPPOINT TOPPOINT
日本経済新聞 日本経済新聞
一橋大学教授 沼上幹
週刊 東洋経済 2012年 5/26号 [雑誌] 週刊 東洋経済 2012年 5/26号 [雑誌]

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.3 4分
第1章 何が起こっているのか p.18 19分
第2章 技術への幻想 p.47 18分
第3章 外からはどのように見られているか p.75 7分
第4章 日本企業の生産性が低い理由 p.86 10分
第5章 日本企業の浮上を妨げる三つの枷 p.102 12分
第6章 日本社会は企業に厳しいのか? p.120 7分
第7章 考え方が縮こまる日本 p.131 4分
第8章 サムスンの次の手とは何か? p.138 5分
第9章 電気自動車の時代 p.146 10分
第10章 戦略で負けるな p.162 10分
第11章 秘伝のタレを生かせ p.178 15分
第12章 やはり決定的なのは人と組織 p.201 6分
おわりに p.211 4分

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