プロデュース力
自分自身をプロデュースする力を持てば、人生にもっと関心と目的意識を持ち、真剣に取り組める。そのためには、自分自身が何をしたいのかをまず明確にすること。
方法の一つとして、現在と10年後の履歴書を書く。内容は具体的に。未来の履歴書を書いて、そこから逆算していく。身近な「あこがれの人」といった目標があると良い。
熱心力
自分をプロデュースした後は、それに打ち込むことが必要である。熱心力の根幹には「積極性」と「辛抱強さ」がある。自分が本当にやりたいことをやること。そして、辛抱強く、一つのことに打ち込む事が大切である。
基本力
最近は地頭の良さが必要とされる。つまり、「基本」がなければならない。常に基本に立ち返って判断をチェックすること。基本を何度も繰り返す。そのためには飽きない力が重要になる。
判断力
判断とは「やる」か「やらない」か、1か0かのデジタルである。意思決定はデジタルである事を前提にすれば、どこかで何かを切り捨てて、割り切る必要がある。
正しい状況判断をするには、枠組みを、自分の頭の中で描けるようにしておくことが不可欠。さらに交渉などにあっては、相手の目的関数(目指す目的)を読み取ることが大切である。
情報力
情報があふれる時代、情報をしっかり選別する力が重要である。本当に力がある人を見抜いて、その情報を収集すること。そのためにはある程度、量をこなして、目利きする。馬鹿は相手にしないという割り切りが必要となる。
洞察力
その情報がどういう意味を持っているのかを全体の体系の中で理解する力は大切。洞察力を高めるためには、①歴史に学ぶこと、②古典から学ぶこと。
結合力
何かを行おうとする時、そこにイノベーションを持ち込み成功させることが求められる。そのためには、何か新しい組み合わせが考えられないか、注意してみることが必要。
そのためには、①思いついた時にメモする、②移動時間を自由に発想する時間として活用する。
徹底力
ブレずに徹底してやり続けることが重要である。何かに挑戦する時には、必ず敵対する勢力が現れることを覚悟しておく。徹底するには、お金を使うなどして、退路を断つと良い。
切り捨て力
切り捨て力を身に付けるには、一種の割り切りが必要。周りには、自分が忙しいことを堂々と公言して、切り捨て力を高める。
健康力・リリース力
緊張を解き放つリリース力を持つ事が健康の秘訣である。頑張るところと力を抜くところを使い分けないと人間は持たない。
サポーター力
問題意識をシェアし、フェアな立場で、お互いにケアすることにより、役に立つ志のネットワークが誕生する。志を持ち、物事に真摯に向き合えば信頼感が生まれる。