スイスの世界的ビジネススクール、IMDの学長が、日本企業がグローバル化につまずいた要因を分析。ネスレ、GE、ヴェオリアなど先進企業がどのようにして、人材に投資しているのかを紹介しています。
海外人材の育成が急務な日本企業がすべきことが、書かれています。
日本企業がグローバル化につまずいた要因は、次の通りである。
①「高品質」にこだわり続けた
②モノしか見てこなかった
③地球規模の長期戦略が曖昧で、取り組みが遅れた
④生産現場以外のマネジメントがうまくできなかった
著者 高津 尚志
1965年生まれ。IMD日本代表 フランスの経営大学院INSEADとESCPに学ぶ。日本興業銀行、ボストンコンサルティンググループ、リクルートを経て2010年11月より現職。
著者 ドミニク・テュルパン1957年生まれ。スイスのビジネススクール、IMD学長 ESSCA経営大学院を卒業後、日本に渡り、上智大学で経済学博士号取得。IMD教授として過去四半世紀にわたり、マーケティングや経営戦略に関する世界各国の企業に対する教育と調査研究に従事。 ブランドマネジメント、コミュニケーション戦略が専門。日本企業のグローバル化支援と幹部教育にも長年携わる。
TOPPOINT |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
日本経済新聞 |
人材教育 |
PRESIDENT (プレジデント) 2012年 6/18号 [雑誌] ジャーナリスト 莫 邦富 |
週刊 東洋経済 2012年 8/4号 [雑誌] 明治大学教授 野田 稔 |
週刊 ダイヤモンド 2012年 8/4号 [雑誌] フライシュマン・ヒラード・ジャパン パートナー 徳岡 晃一郎 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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第1章 新しい世界、立ちすくむ日本 | p.17 | 25分 | |
第2章 なぜ、日本企業は「グローバル化」でつまずくのか | p.57 | 21分 | |
第3章 先進企業は、どのように人材に投資しているのか | p.91 | 29分 | |
第4章 地球規模で活躍するリーダーに求められる能力 | p.137 | 26分 | |
第5章 グローバル人材育成のために日本企業ができること | p.179 | 14分 |