リーダーシップの原理が書かれた全世界360万部超の名著。

人を動かすのに大切なことは何かという原理原則を紹介している。最も偉大なリーダーは、イエス・キリストであるとし、キリストの教えがベースになっている。内容は物語になっており、読みやすい。


■あらすじ
主人公のジョンは、社会的地位も物質的な豊かさも手に入れたのに、心の中は混乱し葛藤していた。妻や子供との関係もうまくいかなくなっていた時、教会の牧師の勧めにより、1週間、修道院で生活することになる。

修道院には、以前フォーチュン500企業の重役だったレナード・ホフマンがおり、彼からリーダーシップについて教えを受けることになる。その教えを受けることで、ジョンは、やがて自分が会社でも、家庭でもリーダーとして見落としていることに気付いていく。

リーダーシップは意志から始まる。正しい意志があれば、愛を選ぶことができ、人々の欲求ではなく、正当なニーズを見極めてそれに応える。人々のニーズに応える時、私たちは奉仕し、犠牲を払う。こうして、権威あるいは影響力を手にし、リーダーシップという権力を得る。

すなわち、リーダーの役割は奉仕することである。

著者 ジェームズ・ハンター

コンサルタント 労使関係及びトレーニングのコンサルティング会社 J･D･ハンター・アソシエイツの主席コンサルタント。サーバント・リーダーシップとコミュニティ形成に関する講演者、トレーナーとしても活躍。 主なクライアントには、マイクロソフト、マクドナルド、 アメリカン・エクスプレス、ベスト・バイ、 ジョンソン＆ジョンソンといった錚々たる企業、および米国陸・海・空軍などが名を連ねる。