アメリカン・エキスプレスや3M、シェル等のグローバル企業が活用する脳トレーニング法。

絶えず問い、スキルを磨き、脳を鍛え、新しい角度から問題に取り組めば、思考の生産性はぐんと高まる。

レイトン教授も推薦する思考法です。

■創造的に考える
発想力を高めて、問題を解決するための実際的な方法
・思いつくアイデアをできるだけ多く書き出してみる
・なぜ問題が生じたのかを考え、表を作る
・第三者に話してみる
・著名人ならどう対処するかを考えてみる
・身の回りにあるものを手にとって、強引にそこからアイデアを引き出してみる
・問題と似たようなことが、生活の他の場面にないか考える
・全く制約がないと仮定し、理想的な解決策を思い描いてみる
・休憩、散歩、運動など、他のことをする
・ブログや掲示板に書き込みをして答えを待つ

■アイデアの評価をする
アイデアの評価には、アイデアを出す時と同じだけの時間と注意を振り向ける。アイデアが出そろったら、放りっぱなしにしないこと。基準を定めて、厳しく評価しよう。

「実行可能か、魅力的か、斬新か」
「よりよいか、よりわかりやすいか、より安いか」

これらの基準に当てはめると良い。

著者 ポール・スローン

デスティネーション・イノベーション 創設者 英IBMのトップ・セールスマンとして活躍した後、アシュトンテートの常務、マスソフトの国際部長、MonactiveのCEOを務める。 その講演や研修の依頼者として、ボーダフォン、グラクソ・スミスクライン、フィリップ・モリス、IBM、エクアント、BT、プルデンシャル、ロレアルらがある。