残念なキャリアの人の特徴
・「忙しい」が口ぐせ
「忙しい」というのは、「自分の能力を超えて仕事量がある」ということを訴えている。能力の限界まで仕事をしているように見える人には、次の仕事が回ってこない。
・まわりの人が帰るまで残業している
残業するほど仕事を抱えているプレイヤーを、マネジメントという次の仕事に移すことはできない。
・業績ばかり気にしている
仕事の結果として出た成績を業績という。業績の目標は前年よりも小さくしない。当然、業績が下がる人が多くなる。目標未達を繰り返すのでなく、適切な目標の数字を上司と合意することが大切である。
・仕事がつらそう
「つらさ」は組織に蔓延する。経営者は「つらさ」を持っていない人を組織の上位に持っていこうとする。
・「うちの上司は何を考えているのかわからない」発言
会社の中で秩序ランクを上げることが、出世であり、組織の「上」が同意できる意見を言う力が求められる。
・自社の商品を愛せない
自社の商品は、その会社で働く人たちの血と汗の結晶である。周りの人を自らのネガティブな思いの方向に引っ張ってはならない。
・会社の戦略を批判する
戦略について意見を言うなら、経営者を戦略立案のプロとして尊敬し、その仕事の成果物としての戦略に合意する。その上で経営者が持っていない情報を伝えるというスタンスを取る。
・自分の会社の組織を知らない
チームリーダーの仕事には、他チームのリーダーと折衝することが大切である。
・自分の給与が上がるか下がるばかり気にしている
見つめるべきは給与額でなく、給与の分配が公平かどうかである。
・上司の指示に忠実に従う
「言われたとおりにしかできない」と見られる。「仕事を任せてほしい」という気持ちを持つことが大切である。
・我が身を守って逃げ道を作る
仕事を任せてもらうには、逃げ道、甘えを持っていないことを上司に誓うことである。
・つまらない仕事を頼まれるとイヤな顔をする
つまらない仕事こそ「いかに真剣にやっているか」を周りに見せ、「この人は集中力が高い」と思わせる。
・上司にゴマをする
多くの企業は、実力が伴わないのに「上司受けの良い人」を出世させるのだけは、何とか避けたいと思う。
残念なキャリアの人の態度
・目立ちたがる
・時間を守らない
・相手を納得させないまま、ぐいぐいリードする
・たたき上げの感じが強く、理論を持っていない
・厳しい感じがする
出世するキャリアがまわりから求められるのは「厳しさ」ではなく「楽しさ」である。「何であの人はあんなに仕事を楽しそうにしているんだろう」というイメージである。まわりに「楽しさ」を感じさせれば、自然に組織の階段を上っていける。