元ベンチャーキャピタリストである著者が、数々の起業家を見てきた経験から、成功した起業家に共通する「小さな賭け」について紹介している。
Google、Amazon、スターバックスなど、成功した企業は、はじめから素晴らしいアイデアを持っていた訳ではない。失敗や挫折を成長の機会と捉え、小さな投資を繰り返し、そこから洞察を得て、大きな成功を導き出した。
最近、ベンチャー企業経営において注目されているリーン・スタートアップ(ムダのない起業プロセス)の考えと同じ、実験型思考の経営マインドについて述べられている。
起業家、経営者、または起業を考えている人向けです。
大きな成功の可能性を発見し、実現に導くためには、創造的な方法で「小さな賭け」を繰り返すことが極めて有効である。成功した起業家の大半は、普通の人なら「失敗」と考えるところを「学習」と考える。問題点を発見し、修正し、さらに問題点を再発見でき、「小さな賭け」を繰り返していく。
著者 ピーター・シムズ
作家、起業家 ハーバード・ビジネス・レビュー、フォーチュン、テッククランチなどで執筆し、現在はロイターおよびハーバード・ビジネス・レビューのブログでライターを務めている。 スタンフォード・ビジネススクールでMBAを取得後、クラスメイト数名と共に同校でリーダーシップに関する一般向け講座を開設した。スタンフォードのハッソ・プラットナー・デザイン研究所の教授陣とは長年にわたり共同研究を行っている 。
tokuriki.com 徳力 基彦 |
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週刊ダイヤモンド 2016年10/22号 [雑誌] 天狼院書店店主 三浦 崇典 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はじめに | p.5 | 16分 | |
第1章 「大きな賭け」対「小さな賭け」 | p.33 | 14分 | |
第2章 成長志向のマインドセット | p.57 | 16分 | |
第3章 素早い失敗、素早い学習 | p.85 | 14分 | |
第4章 遊びの天才 | p.109 | 12分 | |
第5章 問題は新しい答え | p.129 | 16分 | |
第6章 質問は新しい答え | p.157 | 20分 | |
第7章 大から小を学ぶ | p.191 | 13分 | |
第8章 小から大を学ぶ | p.213 | 9分 | |
第9章 小さな勝利 | p.229 | 10分 | |
第10章 あなたの「小さな賭け」 | p.247 | 9分 |
「リーン・スタートアップ」とは、起業家であり、現在はハーバード・ビジネス・スクールにも籍を置くエリッ…
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