1年間お金を使わずに生活する実験を行った体験記。トレーラーハウスに太陽光発電パネルをとりつけて暮らす。手作りのストーブで調理し、歯磨き粉や石鹸などの生活用品は、植物や廃材などから手作りする。移動手段は自転車。
半自給自足をし、お金に頼らない生活をすることで、人間の幸福とは何かを問う。
■カネなし生活の典型的な1日
5時:オート麦の朝食
5時20分:野生の食べ物を探しに出かける
6時:ハウスに戻り、お茶を沸かす、トイレ、歯磨き
7時:ウェブサイト管理、メール返信
8時半:農場の仕事(対価としてオート麦をもらう)
17時:夕食、自転車で30km先の街で会合に出席、食料調達
21時半:散歩、読書
著者 マーク ボイル
1979年生まれ。自由経済運動 活動家 大学で経済学を学んだ後、渡英。オーガニック食品業界を経て、2007年、ブリストルでフリーエコノミー(無銭経済)運動を創始。2008年の「国際無買デー」から1年間お金を一切使わずに暮らす実験を決行すると、世界中から取材が殺到し、大きな反響を呼んだ。 現在は、「地域社会の中での自給」をめざし、お金がいらない暮らしのモデルビレッジを設立準備中。
日本経済新聞 文化人類学者 辻 信一 |
日経 ビジネス Associe (アソシエ) 2012年 04月号 [雑誌] |
エコノミスト 2012年 4/10号 [雑誌] 女優 中江 有里 |
エコノミスト 2012年 9/11号 [雑誌] 紀伊國屋書店 新宿本店 竹添 嘉子 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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プロローグ | p.9 | 3分 | |
第1章 なぜ「カネなし」を選ぶのか | p.13 | 14分 | |
第2章 カネなし生活のルール | p.32 | 7分 | |
第3章 準備を整える | p.41 | 21分 | |
第4章 無買デー前日 | p.70 | 11分 | |
第5章 いよいよスタート | p.85 | 4分 | |
第6章 カネなしの日常 | p.91 | 8分 | |
第7章 無謀な作戦 | p.102 | 8分 | |
第8章 カネなしのクリスマス | p.113 | 17分 | |
第9章 空腹の季節 | p.136 | 10分 | |
第10章 春の到来 | p.149 | 15分 | |
第11章 招かれざる客と遠方の同志 | p.169 | 11分 | |
第12章 夏 | p.184 | 26分 | |
第13章 嵐の前の静けさ | p.220 | 12分 | |
第14章 一巻の終わり? | p.236 | 20分 | |
第15章 カネなし生活一年の教え | p.263 | 10分 | |
エピローグ | p.277 | 3分 |