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2012/04/22更新

ブータン、これでいいのだ

175分

8P

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幸せの国ブータンの真実

ブータン政府で1年間働いた著者が、ブータンという国や人々について紹介している。幸せの国と呼ばれるブータン。実際、ブータン人は何を考えていて、幸せなのか。死生観、文化、思想、仕事ぶり、経済などブータンのあらゆる事が書かれており、ブータンに詳しくなる1冊。
ポスト資本主義として、注目される幸せを目指す政治とはどのようなものかわかります。

■ブータンの概要
ブータンは、インドの北、中国の南、ヒマラヤの山中に位置する国である。大きさは九州と同じぐらい、人口は2009年時点で68万人。チベット仏教を国教とし、ブータン独自の言葉が国語とされているが、英語も広く話されている。2008年に初めて民主選挙で首相が選ばれ、立憲君主制へと移行。民主化した今も国王はいる。

超短要約

ブータン人の特徴
・1、2週間先のことは予定を立てられない
・「人間の力では頑張ってみてもどうにもできない」と思っている範囲が大きい
・失敗や間違いは「許されるもの」と考えている
・人生は1度きりなので楽しまなければと、快楽主義的
・輪廻転生を信じており、「今の人生」の捉え方が異なる
・自分の大切にする人たちの幸せも含めて自分の幸せと捉える。
・いつも気にしているのは、家族や友人など、周りの人の幸せである。

著者 御手洗 瑞子

1985年生まれ。コンサルタント 経営コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、2010年9月より1年間、ブータン政府のGNHコミッションに初代首相フェローとして勤める。主に、ブータン観光産業の育成に従事。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
コピーライター 糸井 重里
帯2 帯2
イラストレーター 南 伸坊
日経ビジネス 日経ビジネス
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写真家 石川 直樹
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2012年 05月号 [雑誌] 日経ビジネス Associe (アソシエ) 2012年 05月号 [雑誌]

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
プロローグ p.1 3分
1章 幸せの国、なの? p.14 4分
2章 初めてのブータン p.20 7分
ブータン・アルバム(番外編) p.31 21分
3章 オフィスで働く日々 p.65 11分
4章 ブータン人気質 p.83 13分
5章 ブータンの男女関係 p.104 14分
6章 GNHと産業政策 p.127 13分
7章 激動する国 p.147 8分
8章 お金の話 p.159 14分
9章 ブータンの死生観 p.182 7分
10章 ブータン的であるということ p.193 8分
11章 幸せに、なろう p.206 8分
あとがき p.219 3分

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