会社や組織、場所にとらわれず自由な働き方として「ノマド」が注目されています。東京とハワイを行き来し、ノマドなワークスタイルを実践する著者が、どのようにして、そのワークスタイルを確立すれば良いかを紹介しています。
会社員であっても、誰でもノマドライフをすることはできると説き、その具体的な指針を記した1冊。
■ノマドライフとは
「ノマド(nomad)」とは、元々は遊牧民をさす言葉であったが、今では新しい生き方を称する時に使われている。
「オフィスを持たずに、いろいろなところで仕事をする」
「インターネットを活用し、モバイルを駆使した働き方」
ノマドと言えば、こうした定義が一般的かもしれない。しかし、「ノマドライフ」とは、単なるテクニックや新しい働き方にとどまらない。
仕事と遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを構築し、2カ所以上を移動しながら、快適な場所で生活と仕事をすることで、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパイラルになるライフスタイル。
右肩上がりの経済成長が過去のものとなり、今までのライフスタイルや働き方を実践しても幸せになれない時代、より自分らしく、より生産性の高い生き方を模索した時の1つの答えが「ノマドライフ」である。
ノマドライフを実践する上で、重要なポイントは次の通りである。
・会社はすぐに辞めず、ベーシックインカムを手放さない。
・「もう一つの仕事」を見つける種まきをする
・時間を切り売りする仕事は避ける
・スマホを活用し、オフィスや秘書を持たない
・人のつながりとネットワークを大切にする
著者 本田 直之
レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長 シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQへの上場に導く。 現在は、日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行う。
週刊 ダイヤモンド 2012年 4/7号 [雑誌] |
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日経ビジネス Associe (アソシエ) 2012年 05月号 [雑誌] 経営コンサルタント 藤井 孝一 |
日本経済新聞 社会学者 古市 憲寿 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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プロローグ | p.3 | 5分 | |
1 なぜ、ノマドライフなのか? | p.17 | 19分 | |
2 ノマドライフの実践―ワークとテクノロジー | p.49 | 25分 | |
3 ノマドライフの実践―お金と生活 | p.91 | 23分 | |
4 ノマドライフの実践―思考のトレーニング | p.131 | 25分 |
英語で遊牧民の意味。近年、ノートパソコン、スマートフォンなどを利用し、カフェや顧客のオフィスなど、場…
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