他者に先駆けて、2秒先を正確に予測すること。そのひらめきで優位に立てる。
膨大なデータを分析しても答えは出ないと説く。
どのようにして、2秒先を予測する力を手に入れるか。予測脳を持つ様々な人を紹介しながら、予測力とは何か、予測力を磨く方法について説明している。
マルコム・グラッドウェルの著書『天才!』と『第1感「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』の内容がベースになっている。
どの分野でも成功者は大抵、他の人々よりもわずかに早く、わずかに正確に、精緻な予測を行っている。
予測力を磨くカギは訓練にある。「入念な練習」か「入念な実地訓練」を通して、専門分野の予測モデルを計画的に強化しながら、新しい情報と経験を着々と積み上げなくてはならない。
特定の分野で「専門家」になるには、一般に数年を費やしておよそ1万時間の練習を積む必要があるとされる。
著者 ケビン・メイニー
米国のジャーナリスト、作家 「USA Today」で22年間勤務し、主にテクノロジーコラムニストとして活躍。Fortune、The Atlanticなどに執筆。2007年、コンデナスト社が鳴り物入りで創刊したビジネス誌、Condenast Portfolioの専属記者として迎えられた。
著者 ヴィヴェック・ラナディヴェティブコ・ソフトウェアの創業者兼CEO イベント・ドリブン方式での事業運営を助ける世界的なソフトウェア企業ティブコ・ソフトウェアの創業者兼CEO。NBA(全米プロバスケットボール)のゴールデンステート・ウォリアーズの共同オーナー兼副会長でもある。リアルタイム・コンピューティングの専門家としてたびたびメディアに登場。
マインドマップ的読書感想文 smooth |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
イントロダクション | p.1 | 3分 | |
第1章 ウェイン・グレツキーの予測脳 | p.14 | 16分 | |
第2章 タイプ1とタイプ2、そして大脳皮質 | p.36 | 28分 | |
第3章 優れた頭脳 | p.73 | 19分 | |
第4章 ふつうの脳の優れたソフトウェア | p.98 | 16分 | |
第5章 頭脳さえあったら | p.122 | 15分 | |
第6章 優れたテクノロジーと優れた企業 | p.142 | 28分 | |
第7章 脳のようなコンピュータとコンピュータのような脳 | p.180 | 29分 | |
第8章 最初の二秒の優位とよりより世界 | p.220 | 23分 | |
第9章 最初の二秒の優位とよりよい脳 | p.251 | 13分 |
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