サーティワンアイスクリーム等のメガフランチャイジーの経営者である著者が、経営手法と人材教育についてノウハウを紹介しています。

現場にすべて任せることを基本として、成功してきた秘訣が語られています。店舗経営や、人材教育などに役立つ考え方が書かれています。

著者の経営するイッツ・コーポレーションは、和歌山や大阪を中心にアイスクリームチェーン「サーティワン」や中古釣具専門店チェーン「タックルベリー」のメガフランチャイジーとして32店舗のフランチャイズ加盟店を経営。2010年には、岸和田にある店舗がサーティワン1037店の中で最優秀店に輝いた実績を持つ。

経営環境を分析し、自分が勝てそうな分野と事業を選ぶ。さらに経営管理システムを整備し、すべて「数字」で見られるようにし、適材適所で皆に力を発揮してもらう。基本的なことをやって「任せる技術」を体得すれば、「寝ている間に稼ぐこと」は可能である。

主な任せる技術は次の通り
・社内外問わず、利益や時給などの数字をオープンにして、相互信頼を得る
・現場に数字の責任を持たせる一方、権限をすべて与える
・失敗は当然起こるものと考え、万全のフォローをする

著者 小池則雄

1951年生まれ。イッツ・コーポレーション株式会社 オーナー 神戸夙川学院大学客員教授 1991年、世界的アイスクリームショップのFCであるB-Rサーティワンアイスクリーム株式会社のフランチャイジー（FC加盟店）をメイン事業とするイッツ・コーポレーション株式会社を設立。 その後、中古釣具専門店のFCであるタックルベリーのフランチャイジーも開始。大阪を中心に、京都、兵庫、和歌山にサーティワン26店舗、タックルベリー6店舗を展開している。 FCオーナーや、ビジネスマン、起業家、学生、主婦といった幅広い層の人々に対し、「小池塾」として、講演会形式のセミナーも開催している。