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2012/03/25更新

「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則―集中力を最高にする時間管理のテクニック (BEST OF BUSINESS)

181分

2P

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時間を有効に使う上で大切なこと

目標があっても、人は習慣によって、必ずしも目標に結びつく事をしない。自分のお気に入りの仕事や、面白いと思う仕事をやりたがる。

大切なことは、自分が今やろうとしている事が、本当に最も大事なことかを確認することである。最も大事な事を今すぐにやり、重要性の低いことを後回しにすることが大切である。

時間を有効に使うようにするには、次のような方法がある。

①「時間日誌」を書く
時間をコントロールするためには、その前に、時間が実際にどのように使われているかを知る必要がある。そのためには、自分のやったこと1つ1つについて、行った時刻と要した時間を書き込む「時間日誌」が有効である。

・朝から15分単位で、活動を1つ行うごとに記録する
・活動の目標達成に対する重要度を5段階で評価する
・邪魔が入った場合も内容を記録する
・記録を終えたら、その日誌を分析する

②緊急事項と優先事項に分類する
緊急なことは、目標と関連がないこともある。緊急事項に振り回されず、重要なことを優先させるためには、自己訓練が必要である。そのためには、自分の行動を4つに分類し、重要な事項に注ぎ込む時間を見つけることである。

・重要であると同時に緊急な事項
・重要だが緊急を要しない事項
・重要でないが緊急を要する事項
・重要でも緊急でもない事項

③「週間計画」を立て「日程表」をつくる
毎週、規則正しく計画を立てることで、習慣をつくる。計画を立てる際の注意点は以下の通りである。

・目標を明確にし計画を具体的な行動に分割し、その1つ1つの完了時間を見積もる
・1日ごとに週間計画の何%を達成したいのかを決め、1日の目標を設定する
・予定を立てる際には、不測の事態を見込んで、「ゆとり時間」を必ず組み込む
・同じ作業は、同じ時間にまとめて処理する
・今の状況(何をすべきか)を定期的に考える習慣を身につける

④時間の浪費癖を絶つ
時間を浪費させる最大の原因は、仕事の引き延ばしである。引き延ばしには「楽しくない」「難しい」「決断がつきにくい」という3つの原因がある。対策は以下の通りである。

・不快な仕事は、真っ先にやる
・難しい仕事は、10分以内にできる「ミニ仕事」に分ける


時間を上手に使うことは、より大きな成功につながる。今すぐ行動を起こすことである。1日の労働時間の25〜50%を一貫してコントロールできていれば、かなりの成果を上げることができるはずである。