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2012/03/18更新

「見えてる人」になるたった1つの法則

107分

3P

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  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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まず始めることが大切

資金、人脈、情報、組織など、これまでのビジネスで重要だった事柄が、どんどん価値を失っている。自分から何かを仕掛けなければ、世の中の流れについていくだけで精一杯である。必要なことは「自ら始める」ことである。

始めるためには、次の3つを公約として守らねばならない。

①やると決めたら、とことんやること
②成功するまでやり続けること
③事をなすこと

公約を実現するには次の具体的なアクションが必要となる。

①機会や自分が何者かについて気づくこと
②学習し続けること
③ネットワークを築くこと
④首尾一貫していること
⑤資産を持つこと
⑥よく働くこと
⑦まず物事を始める習慣をつけること

⑦を遂行するには、度胸と情熱が必要である。勇気がないあまり、この事に気づかないふりをする人も多い。しかし、今の時代、最も大切なことは⑦のアクションである。どこまで準備して、いつ始めるのかではなく、まず始める習慣をつけることである。

何を始める?

多くの人は、起業家みたいに、世界を変革しようとしたり、リスクを取らなければ、新しいことは始められないと考えがちである。しかし、物事を始めるためには、誰もが皆、ハワード・シュルツ(スターバックスCEO)である必要はない。物事を始めるのに、組織の一員ほど適した立場はない。

「怒って電話してきた顧客にうまく対処した経験を同僚に教える」「開けるたびにギーギー音をたてるドアを見つけたら油をさす」これらも、自ら何かを始めることである。

自己主張しよう

物事を始めるには、周囲の多くの人々の共感や賛同が必要になる。自己主張から始まったことが、自分の主張を超えて、賛同を勝ち得、一人歩きし出すことが、自己主張が認められた証となる。

人は自分が何か事をなすには誰かに選ばれるのを待っていなければいけないという、間違った思い込みを持ち続けている。作家は出版社に、起業家は投資家が選んでくれるのを待っている。「私を選んでください!」と訴えることは、第三者に主導権や責任を明け渡すことである。自分で自分を選ぼう。

何も始めないことは、失敗するよりタチが悪い

自ら始めた物事が、すべて正しいとは限らない。だが、行動を起こさない限り、何も始まることすらない。アイデアだけで終わってしまう人は、単なる時間の無駄遣いをしているに等しい。

失敗、成功、そして失敗、失敗、失敗、その次にやっと成功、これが普通である。これらの失敗から、多くのことを学ぶことができる。たとえそれが間違った方向であったとしても、始めさえすれば、進化させたり、修正したりして、正しい方向に向かわせることができる。

そして、始めたことは、最後まで続けること。Go、実行あるのみ!