「朝起きて、自分のやりたいことをやれる人。それが成功者だ」―ボブ・ディラン
「東京R不動産」というユニークな不動産物件紹介サイトを運営しているメンバーが、そのユニークな働き方を紹介しています。会社員とフリーランスの中間のような組織をつくり、どのように自己実現しているのか。
好きな仕事することの大切さを唱えながら、一方でそれで「食える」ようにする事の大切さも説く。
自分が何をやりたいのか?
どのように働くべきか?
自分にとっての価値感を改めて考えさせる本です。
自分たちがやりたいことを実現するには、「新しい働き方」を生み出す必要があった。東京R不動産で理想としている働き方は、次の4点である。
①やりたい仕事をすること
②ちゃんとお金を稼ぐこと
③社会を豊かにすること
④楽しい仲間と働くこと
そこで、会社員でもなく、独立したフリーランスでもない、両方の良いとこ取りをしたスタイルを作った。好きなことを仕事にするには、ある程度「戦略的に」やることが重要である。好きなことだからこそ、社会的に成立させ持続させることに心血を注ぐことが大切である。
著者 馬場正尊
1968年生まれ。Open A代表 東北芸術工科大学准教授 「東京R不動産」ディレクター 博報堂に4年間勤務後、早稲田大学博士課程に復学、この時期に雑誌『A』の編集長を経験。2003年に設計事務所Open Aを設立、ほぼ同時に「東京R不動産」を吉里、林らと始める。2008年より東北芸術工科大学准教授 。
著者 林厚見1971年生まれ。株式会社スピーク共同代表 「東京R不動産」ディレクター マッキンゼー・アンド・カンパニーにて経営戦略コンサルティングに従事した後、コロンビア大学建築大学院不動産開発科修了。不動産ディベロッパーを経て、2004年吉里裕也と株式会社スピークを設立、現在共同代表。 「東京R不動産」では主に事業面のマネジメントを担い、他に不動産の開発・再生における事業企画・プロデュース、新規事業開発、カフェ・宿の経営などを行う 。
著者 吉里裕也1972年生まれ。株式会社スピーク共同代表 「東京R不動産」ディレクター バックパッカーとして世界を旅した後、株式会社スペースデザイン入社。リクルート創業者の江副浩正氏の元でディベロップメント事業に従事し、ビジネスを学ぶ。 2003年に独立し「東京R不動産」を馬場とともに立ち上げ、2004年に株式会社スピークを林と共同設立。CIA Inc./The Brand Architect Groupにも参画し、都市施設やリテールのブランディング・デザインを行う。
TOPPOINT |
日経ビジネス |
日経 ビジネス Associe (アソシエ) 2012年 02月号 [雑誌] |
仕事・人生が変わる すごい! 本 370冊( 日経BPムック) (日経BPムック スキルアップシリーズ) |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに――幸せな働き方をつくる | p.1 | 3分 | |
序章 僕らの新しい働き方 | p.15 | 7分 | |
第1章 東京R不動産の仕事 | p.29 | 9分 | |
第2章 会社員とフリーランスの間 | p.49 | 23分 | |
第3章 良いとこ取りの組織論 | p.93 | 21分 | |
第4章 ビジネスとおもしろさのマネジメント | p.133 | 22分 | |
第5章 やりたい仕事をして生きる | p.175 | 11分 | |
おわりに――これからの、東京R不動産の仕事 | p.196 | 2分 |
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2012-06-20
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