グローバル化やIT化の進展によって、日本人の職の72％が急速に価値を失いつつある。日本人の1/20の賃金の中国人、インド人に代替される仕事では、10年後には食べていけない。

今の内から、10年後を考えて、食える仕事を目指そうと提言する。

グローバル化によって、海外の安い人件費の人々に代替される職業に就いている人は、一刻も早く抜け出すべきである。日本人であるだけでメリットがある、外国人との競争倍率が低い競争環境で働くことが重要である。職業は以下の4タイプに分類される。

①重力の世界（日本人メリットなし、ブルーカラー）
②無国籍ジャングル（日本人メリットなし、ホワイトカラー）
③ジャパンプレミアム（日本人メリットあり、ブルーカラー）
④グローカル（日本人メリットあり、ホワイトカラー）

基本的にはグローカルへの進出がオススメである。

著者 渡邉 正裕

1972年生まれ。独立系ニュースサイトMyNewsJapanのオーナー社長兼編集長 自らもジャーナリストとして雇用・労働問題を中心に『企業ミシュラン』シリーズの 執筆を続ける。日本経済新聞記者、日本ＩＢＭコンサルタントを経て、ジャーナリズムに特化したインターネット新聞社を創業。