カルロス・ゴーンによる日産自動車の改革において、導入された効率的な会議の方法を紹介している。意思決定者が出席しない、議事録も取らない日産の会議のノウハウがわかる1冊。

会議で利用されているグラフや図などのツールも多く記載されており、実践的な内容になっています。

改革に伴い出てくる中小の問題を解決していくには、様々な社員が知恵を出し合うことが重要となる。カルロス・ゴーンは、課題解決の手法として、新しい「会議の方法」を導入した。日産の会議の特徴には以下のものがある。

①一日で結論を出す
②意思決定者は会議に出席しない
③議事録を作らない
④発言者を特定しない

著者 漆原 次郎

1975年生まれ。記者 大学卒業後、数研出版一般書編集部で科学の分野を中心に8年間書籍を編集して退社。2006年から、執筆、編集、デザインの仕事をしながら、早稲田大学大学院科学技術ジャーナリスト養成プログラムで科学技術ジャーナリズムを研究中。 日本科学技術ジャーナリスト会議理事。