長嶋茂雄、金本知憲らスポーツ選手や財界人など多くの著名人に支持される僧侶が、逆境の乗り越え方を伝授。困難に直面した時には「前向きに対応する」「空を見上げる」「深呼吸する」「その日を一所懸命に生きる」などの教えを説いている。
悩んでいる人の心に響く1冊。
逆境の状況にいる時、人はどうしても暗くなってしまう。こういう時こそ、人は明るい気持ちを持つ事が大切である。逆境の時に広い視野を持ち、明るい材料を見つけることができれば、それは逆境を抜けたも同然である。逆境にある時は、まずは上を向いて確かな足場を見つけることが第一である。一歩一歩、着実に出口を模索していけば視野は自然に広がっていく。
困難に直面した時ほど、前を向き「人間として今が成長できる時なのだ」と明るく対応していくようにすれば、必ず道は開ける。
著者 池口 恵観
1936年生まれ。高野山真言宗大僧正 室町時代から続く行者の家系に生まれ幼少期より行を積む。高野山大学文学部卒業後、衆議院議員馬場元治の秘書をしていた1961年、三無事件に関わり逮捕される。1967年、宗教法人「波切り不動最福寺」を設立。1971年、学校法人最福学園を設立し幼稚園等を経営。 托鉢僧として地道に活動し、鹿児島県最福寺法主となる。1988年に高野山真言宗傳燈大阿闍梨・大僧正となり、1989年に前人未到の百万枚護摩行を成満。 金本知憲や新井貴浩らスポーツ選手、芸能人、作家、政治家、財界人など各界の著名人から深い信頼を寄せられている。
帯 京セラ名誉会長 稲盛 和夫 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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第1章 逆境を切り開く力 | p.13 | 17分 | |
第2章 迷いを一瞬で吹き飛ばす | p.45 | 20分 | |
第3章 思考と行動を共鳴させよ | p.81 | 19分 | |
第4章 意味がないものに大きな意味が隠れている | p.115 | 17分 | |
第5章 目を閉じれば出口が見えてくる | p.147 | 16分 | |
あとがき | p.176 | 2分 |