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2012/01/25更新

LinkedInスタートブック

133分

3P

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LinkedInとは

LinkedInは、一言で言うと「キャリアデザインとビジネスプロダクティビティのためのツール」である。ビジネスプロダクティビティとは仕事を効率化したり、ビジネスのコミュニケーションを活性化したりする事である。

これまで、LinkedInはキャリアデザイン、転職のツールとした見方が強かったが、機能強化された現在のLinkedInは「日々の仕事をアクティブにするツール」との印象が強い。日々の情報の検索やニュースを読むことを効率化したり、仕事のつながりで形成されてきた人脈を仕事に活用するといった、これまで社交的な人が活用してきたビジネスのスタイルを、LinkedInから取り入れることができるようになった。

LinkedInのポイント

・職歴、学歴を登録することに加え、「推薦」を登録できる。自分のネットワークでつながっている人からの紹介文を他のユーザーから追加できる。

・「デジタル名刺帳」の役割を果たす。企業や役職、連絡先が変わっても、相手が更新してくれれば自動的に自分の手元の連絡先にも反映される。

・企業の採用担当者が登録している求人情報を見て、応募できる。会社名から求人情報を検索する場合、その企業に勤めている自分のネットワーク内の人が表示されるので、気軽にその会社について質問ができる。

・自分とつながっていない人に対し返信保証(返信がない場合、返金される)でメールを送信できる。(有料)

・会社の情報や求人に興味があれば、会社をフォローできる。

・「LinkedIn Today」では、自分のネットワーク上の人たちが、共有数で重み付けした重要なニュースが表示される。自分の興味があるテーマなども設定でき、重要であるとされるニュースを見逃さずキャッチアップできる。

Facebookとの違い

Facebookはよりプライベートなつながりを充実させるためのツールであり、ビジネス的なつながりを取り持つのはLinkedInである。日本では、他に実名のSNSがなかったため、とりあえずFacebookでリアルなつながりをエンハンスしようとしている。
Facebookの職歴機能は、過去を記述し、過去のつながりを振り返ろうという意識が強い。一方、LinkedInは職歴をレジメとして簡単にプリントアウトできたり、過去に同じ職場だった同僚が今どこの職場に勤めているかをチェックできたりする。

リファラーシステム

LinkedInでは人のアイコンやプロフィールに「1」「2」「3」というマークが表示される。「1」は直接つながっている人。「2」は「1」の人を介してとつながっている人を表す。誰の紹介で会うことができるのかがわかり、コミュニケーションの様々なコストを下げることができる。