「東洋経済」「GQ」で300人以上の経営者を取材してきた著者が、日本の社長の特徴を紹介しています。大企業のサラリーマン社長、同族系企業の社長、外資系社長、中小企業社長、ベンチャー企業社長のそれぞれに分けて書かれている。
社長の共通点から導き出される出世する方法。
社長という地位にある人ほど食欲が旺盛である。社長はとにかくよく食べる。それに早食いである。しゃべりながら、どんどん食べていく。これは若手だけでなく年齢を重ねた社長たちにも共通して言えることである。
また、中国料理を食べようが、イタリア料理を食べようが、とにかく肉類を好んで食べている。
社長は責任の重い仕事である、緊張感を持続しているから体力をよく使う。一日中、パワフルに動き回る。そのリズムを毎日保つために、朝の時間を大事にする。そのせいか、一流ホテルでは朝からステーキを注文することができる。神経や身体を酷使する人ほど、朝から腹が減るし、肉を欲する。
著者 國貞文隆
1971年生まれ。ジャーナリスト 東洋経済新報社での記者、雑誌「GQ JAPAN」の編集者等を経て、2009年に独立。経営者の私家版随想録や社史を読み込んで、明治、大正、昭和の実業家に詳しく、また現代のベンチャー経営者の内実にも精通している。
マインドマップ的読書感想文 smooth |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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まえがき | p.3 | 2分 | |
序章 一流ホテルに“モーニングステーキ”がある理由 | p.13 | 6分 | |
1章 大企業のサラリーマン社長に商売の才能はいらない | p.23 | 42分 | |
2章 同族系オーナー社長は社内を信じない | p.93 | 26分 | |
3章 外資系社長は人格を問われない | p.137 | 16分 | |
4章 あなたの隣の中小企業社長が日本を支えている | p.163 | 16分 | |
5章 変わりゆくベンチャー企業の社長像 | p.189 | 19分 | |
あとがき | p.221 | 2分 |
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