Appleの設立メンバーのもう一人スティーブ・ウォズニアックへの裏切り行為、恐ろしく非情な人事采配、ガールフレンドの妊娠とその娘への拒絶行為、それらは普通の人からは考えられないような行動だ。
自分買勝手で短期、粗暴でありながら、他人の才能を見抜き、その力を極限まで引き出すことができる稀有なリーダー。
起業家にして、マーケティングやデザインのセンスに優れ、超タフな交渉人でもある。カリスマにして、大いなる矛盾の人物、スティーブ・ジョブスの半生がこの一冊に書かれている
アップルコンピュータの共同創立者スティーブ・ジョブスは、Mac(マッキントッシュ)によって熱狂的なファン獲得したものの、1985年、アップルを追放された。
大いなる挫折を味待ったジョブスが、ひとり荒野をさまよいながらもCGアニメ映画という鉱脈を嗅ぎ当て、さらには古巣アップルの「救世主」といてCEOに返り咲き、iTunesやiPodで音楽ビジネスの大変革を巻き起こす。
著者 ジェフリー・S・ヤング
編集者 『ロサンゼルス・ヘラルド・イグザミナー』紙記者を経て、編集者として『マックワールド』誌の創刊にかかわる。その後、『ハリウッド・レポーター』誌記者として活躍、1990年代には『フォーブス』誌のシリコンバレー担当社外エディターを務める。その間、内外に大きな影響を与えたマイクロソフトのスティーブ・バルマーに関する記事など、さまざまな記事を執筆。 1997年には、共同創設者としてForbes.comを立ち上げた。
著者 ウィリアム・L・サイモンノンフィクションライター ニューヨークタイムズ紙のベストセラーリストに二冊をランクインさせた実績を持つ。うち一冊は、伝記本『スティーブ・ジョブズ-偶像復活』
エコノミスト 2011年 11/29号 [雑誌] フリージャーナリスト 西田 宗千佳 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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第1部 沙羅双樹の花の色 | p.15 | 150分 | |
第2部 一から出直す | p.209 | 121分 | |
第3部 未来を編む | p.365 | 139分 |