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2012/03/29更新

「通貨」を知れば世界が読める (PHPビジネス新書)

  • 浜 矩子
  • 発刊:2011年5月
  • 総ページ数:221P

149分

2P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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1ドル50円の時代が来る?

なぜ「円高・円安」に一喜一憂しなくてはならないのか?
そもそも「通貨」とは何なのか?

これから1ドル50円時代が来ると説き、その理由とこれまでの通貨の歴史を振り返る1冊。基軸通貨を巡る国家の興亡から、リーマンショック後、世界の基軸通貨はどのような方向に向うのかが書かれています。

超短要約

円ドル関係は1ドル50円が妥当である。その理由は次の2つである。

①ドルの過大評価が修正される力学はもはや抗いがたい。
グローバル時代の到来が基軸通貨体制の土台を突き崩しつつある。
この流れは、日本に何があろうと無関係に動き続ける。

②隠れ基軸通貨たる円は、簡単に手放せない構図ができている。
日本は世界最大の債権大国である。成長はできなくなったが、蓄積はある。
円キャリートレードによるジャパン・マネーの流れの影響力は大きい。

著者 浜 矩子

1952年生まれ。同志社大学大学院ビジネス研究科教授 1975年三菱総合研究所入社以後、ロンドン駐在員事務所長兼駐在エコノミスト、経済調査部部長などを経て、2002年より現職。専攻はマクロ経済分析、国際経済。 国内外のメディアに登場。同時に政府の金融審議会、国税審議会、産業構造審議会の委員などを務める。

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに ―通貨を知ることは、世界経済を知るということ p.3 5分
第1章 我々はなぜ、通貨の動きに一喜一憂するのか?―「一ドル五〇円」に向かいつつある世界にて p.27 17分
第2章 基軸通貨を巡る国家の興亡―世界経済を支配するのもラクではない p.59 33分
第3章 通貨の「神々の黄昏」―「まさか」の連続が世界を震撼させた p.121 23分
第4章 これからのドル、ユーロ、そして円と日本―基軸通貨なき時代はどのように進んでいくのか? p.163 19分
終章 来るべき「二十一世紀的通貨」のあり方とは? p.199 12分

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